- レイヤーの高い考え方ができない
- 戦略から物事を落とし込めない
- 施策から考えてしまう
このような方に向けて記事を書きます。
この記事を読めば、何かチームのアクションや物事の方針を決める際に、戦略から考える思考を身に付ける手がかりをつかめます。
結論としては、やるべきことを洗い出した後、どう抽象化してビジョンや方針と紐付けるかが重要です。
と言っても、具体的に話をしないとイメージができないと思うので詳細を記載しますね。
戦略思考、レイヤーをあげるとは
事業についてアクションプランを考えるとか、チームのアクションプランを考えるとか、事業の戦略を考えるとか。
マーケティングに関わる人であれば、戦略に頭を悩ませることがあるのではないでしょうか。
やるべきことを洗い出した際に、タスクには落ちるものの、それが戦略になっているのか、の指摘を受けやすいです。
自分は戦略が考えられない、レイヤーを上げた考え方ができないと、課題認識をされるのではないでしょうか。
その場合、施策から考えて良いのですが、最終的には「戦略の味付け」がいることを覚えておきましょう。
この抽象的に「味付けをする」さえ覚えていれば、戦略的な思考に関しては、第一段階はクリアできます。
戦略に落とし込む際の具体例
例えばWEBマーケティングチームのアクションプランを考えたときの、ボクの体験談です。
チームの売り上げを達成するために、どのようなアクションを取ればいいか?の問いがありました。
簡単に言うと、来期どうする?ってことを決めるって事ですね。
その際には、まず施策から考えやすいので、どの案件に何をアプローチすれば売上があがるか、の議論に落ちます。
その後どういう方針で進めると良いのか、考える必要があります。
結果としてボクは、
- 社会課題に対してアプローチしていく能力を高める、
- 逆転の発想を持って、新たなサービス展開方法を提案していく
といった、施策から抽象化し、どのようなアプローチをすれば良いのかの味付けをしました。
つまり、施策を洗い出した後に、抽象的概念を入れることで、戦略思考に近づけることができました。
もちろん、その考え方が、より大きな成果につながる可能性が高いのが前提です。しかし過去にアプローチできてなかった考え方を提供することで、その後、具体に落とすと施策の幅が広がります。
例えば、営業用のSEOの提案書を作ったときの話です。基本的な文法をやるところに関してはどの会社も大提案するので当たり前です。
そこで戦略として、当然正しい文法を考慮しやるのは当たり前なんです。単に上位表示させたいテキスト入れるだけはなく、コンテンツをどう組み立てればいいのかまで考え差別化を図ろうと提案にしたことがあります。
これは当たり前を当たり前と押さえた上で、そこから視野を広げる退ける形で、提案をするようなイメージです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。レイヤーを上げた考え方ができない、戦略思考ができない方は、施策から考えるケースが多いです。
施策から考える事自体は問題なく、そこからどう広げるかの視点が重農、とお伝えしました。これまで考えてなかった視点がないか、それは新たな発想なのか、施策を早く進めるものなのか、課題に対して直結してるのか?
そういった抽象的な視点を入れて施策に落とす組み立てができれば説得力を増しますし戦略家と評価を受けるケースも多いです。
ぜひこの考え方を試してみてください。