ストーリーがあると心が動く。ブログの文章が、体感で10倍伝わるコツ

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ブログやアフィリエイトで記事を作っていく際に、人の心を動かす様なライティングをしていくことが、ブロガーにとって必要となってきます。

闇雲に書いても、文章はつまらないです。

人の心動かせるような文章ってどう作ればいいんだろう、と悩む方向けに伝えたいことが、
これです。

ストーリーがある文章を書くことで、人の感情は動きます。

ストーリーを使った文章で、人の心を動かしましょう。
そのストーリーの表現の仕方としてのコツを2つご紹介します。

それが、

起承転結
ビジュアライズ

です。
以下、説明していきます。

起承転結でストーリーを伝える

起承転結を入れていくと良いです。

特に転結のところが、ストーリーとしては重要な部分になります。

苦労した、ピンチになってからの逆転が、話に面白さを与えます。

半沢直樹のストーリー

例えば、ドラマで視聴率が高かった番組で、半沢直樹というドラマの最高視聴率、40%を超えています。この物語がなぜ面白いのでしょうか。

絶体絶命のピンチに、半沢直樹が追いやられて、上司の裏切りや、敵にとんでもなくひどい仕打ちを受けられます。

でも、知恵を絞り、懸命に踏ん張り、実行した結果、逆転、成功に導きます。常に平和ではなく、崖から落ちそうになり、苦しんだ結果、ピンチの後の勝利こそ、面白さを、共感を生むのです。

ですから起承転結のストーリーの中で、情景を伝えながら、苦しんでいる部分を入れていくことが大事です。

展開としては、転で苦労した事を書く

以前、印刷会社勤めていた時に、雑誌の編集をしていました。インタビュー記事を書くときは、辛かった経験を中心に書いて、そこから今があるようなサクセスストーリーを書くとよく読まれると習いました。

ボクの大きなサクセスストーリーの例を書いてみます。

広告会社にいた時の、新規営業でのことです。

たくさんのビジネスに関わっていきたいので、システムエンジニアから、インターネットの広告の営業に思い切って変えました。

当時は体育会系メンバーが多い部署に入り、年下の営業と切磋琢磨しながら、インターネット広告を売っていました。毎日怒られる日々。歯を食いしばりながら続けました。

新規営業もリストを作り、電話をかけました。電話では、全然相手をしてくれずに、すぐに切られるケースもありました。

逆に話はしてくれるけど、会いに行ったら全く広告を出す気がなく、話だけ聞いて終わるような無駄なアポイントもありました。

無駄なアポの後の、悲壮感といったら忘れられません。
そこに、専門スタッフを連れて行っていたらなおさらです。

毎週ヨミ会と言うものがあります。売り上げに対して、目標に対して、どう達成していくかの読み合わせです。

そこに達成プランがないと、ひたすらプランが出るまで、考えさせられます。

そこで、上司に言われた一言が「自分の壁を作るな」でした。

こんな例え話をされました。


ノミは高くジャンプできる虫だ。ノミをガラスの容器の中に入れてふたをするとどうなるか知っているか? 

当然ノミはジャンプする。繰り返し、何度もジャンプする。

そうすると、ふたを超えた高さまでは飛べない。

やがて、ふたをとっても、ノミはフタの高さまで飛べなくなっている。

「自分はこの高さまでしか飛べない」となってしまうのだそうだ。

自分に限界を決めるな、ノミにはなるな。

それから変わりました。

限界を決めない、自分は出来ないと思わないと決め、とにかく余計なことは考えず電話して行動に移しました。

業務の中で最優先で電話のアポを実行しました。

結果、これまで取れなかった新規が取れました。
100件電話かけて、3件新規取引先を獲得できました。
※それまでは0件でした

結局、総合成績としては、年下の営業の子達には勝つことが出来ませんでした。
ただ、自分は出来ることは証明できましたし、
これからの人生、その営業の彼らに負けたくないと思っています。

ボクのストーリーとしてはこんな感じです。
今は、コンサルティング会社に入り、考えを深める思考方法を身につけつつあります。

戦略的な解決策を打ち出していくために、視点を上げて取り組んでいます。その訓練を日々、会社ではやっています。

個人でも成果を出し、組織に頼らない生き方を実現し、サラリーマンと個人で稼ぐ事業の両輪で新しい価値を生み出していきたいと考えています。

昔のことを思い出し、負けるものかと言う炎みたいなものが、心の中にあります。

過去の辛かった経験や乗り越えてきた試練、そして悔しかったことに対してはまた新たに乗り越える目標としていきます。

人の心動かす文章をどうやって描くかについてまとめるつもりが、自分の過去を振り返ることで熱くなってしまいました。

でもこういうことです。
結局自分の中のストーリーを考えていくと、起承転結の転の後の結、この部分に熱量が生まれるんです。

ビジュアライズでストーリーを感動的に伝える

ビジュアライズと言う言葉があります。

情景を見える化するやり方です。時間の流れや、風景、人の心、感情を入れて、ただ事実を述べるのではなく、その時の様々な視点での動きが伝わるように文章を作っていくと良いです。

例えば、

今日友達とキャンプに行く。モンベルが経営するキャンプ場に、みんなで車4台に行きます。

これをビジュアライズ化して伝えたいと思います。

昨日は部署の飲み会で、飲み過ぎてしまいました。朝起きたら頭が痛くて、痛くて、元気がない朝から始まりました。

お風呂に入って、肌寒い中着替えをし、タオル、布団などを準備して、車に乗せて出発しました。

なぜかGoogle マップの調子が悪く、指示通りに都市高速に乗ったのに、都市高速で走ってる最中に右に曲がるとひたすら言ってくる。間違ってたようです。

都市高速から降りたら降りたで、道が凄く混んでいるのに加えてGoogle マップが誤作動を起こして、3分ごとに違うルートを提示してきて混乱ました。

間違えそうになりました。

結果友達との約束に30分遅れました。

散々な目に遭いました。

やっとの思いでスーパーにつき、再会しました。集合時間に遅れたにもかかわらず、優しく迎え入れてくれました。みんなで買い物をする予定が、僕は買い物を手伝えなかったにも関わらず。

そこからは4人で、車4台。30分かけてゆっくりキャンプ場に向かいます。ラジオで大学生2人がDJを務めるラジオ番組を聴きながら、心地よい気持ちでテンションを上げながら進んでいきます。

日差しがまぶしくて、雲ひとつない晴れた空。小学生の子供たちが、ゆっくり遠足から家に帰っていくのを車道から眺めながら、昼下がりにキャンプ場に向かいます。

車4台で進んでいるので、信号とかでたまにバラバラになりそうになるんですが、前の車が後ろの車を待つ。4台仲良く進んでいきます。子供たちと同じように僕らも車で遠足しているようでした。

といったような、情景を入れていくことで、イメージが湧き、より読みやすさが増す文章になります。

まとめ

今回はストーリーを伝える文章の書き方についてまとめました。

起承転結を意識して、苦労したことやピンチになった状況を伝えられるかが重要です。また、ビジュアライズで、その時の情景や流れ、などをわかりやすく、感情を持って伝えると感動が伝わりやすいです。

ブログのノウハウだと、感情を入れづらいかもしれません。そういった時は、自分の苦労した話や、嬉しかった事を混ぜ込んでいくことで、例え話の中にストーリーが入っていく形になるでしょう。

結局は、ノーハウに関しては多くのブログにも載っていることですし、それ単体の情報だけでは差別化にはつながりにくいです。

どう自分の体験や感情を入れて、ストーリーを持って伝えていくか。そうすることで独自性が生まれ、人の心動かせるようなコンテンツを作っていくことができるでしょう。

あとがき

ストーリーの書き方についてまとめました。ストーリーは起承転結で書く必要があり、特に、転から結につなげるまで部分が重要です。

自分の体験や経験に基づいて、記事を作っている。辛いことがたくさんあったので、当時の悔しい思いを思い浮かべまたモチベ一ションが上がってきました。自分自身を見つめ直す機会にもなり、いいですね。

なぜ今ブログを書いているのか、そしてどうなっていきたいのかの振り返りにもつながりました。

昔の苦労した状況、味わった挫折を悔しさを忘れずに、充実した人生を過ごしていきたいと思っています。ノミには、なりません。

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