ブログで個性を出す、面白いブログを書くためには、クスっと笑えるようなエピソードを入れていくことも重要です。
結論、漫才をもとにした面白い文章を書くコツをまとめました。
漫才でいう「ボケ」の種類が、ブログの面白いエピソードを作成する際のフレームワークとして大いに活用できます。この記事では、漫才ボケの種類をまとめた後、ブログにどう活用していくかを記載します。
なぜ面白い文章を書く必要があるのか?
実際にコンサルでプレゼンやセミナーで真面目な話を続けていると、聞いている人の集中力が途切れている雰囲気をよく感じます。
ブログに個性を出すには、自分の経験や実体験に基づく具体的なエピソードを入れていく必要があります。クスっと笑えるようなエピソードを入れられると、より面白く、読み進められる可能性が高まります。
ただし、ふざけた話ばかりですと、嫌悪感をもたれる可能性もあります。そこに関しては真面目さとのバランスが重要です。
クスッと笑えるエピソードのメリット
冒頭に記載した内容の繰り返しになりますが、ブログを面白いと感じてもらい読み進めてもらうためには、どうすればいいのでしょうか?
答えは、クスっとユニークなエピソードを入れること。そうすると、よりブログの内容に魅力が増します。
ブログに限らず、コミュニケーションにおいて少し面白い話を入れる様な人って、魅力を感じますよね。
真面目な話ばかりしていても、硬くて個性が出ず面白みが出ません。みんな大体真面目な話をするので。
頑張ってブログを書いても、埋もれてしまう可能性が出てきます。そういった面白さを伝えるテクニックを使って、エピソードを加工して、個性を出す。
そのような工夫を入れることでファンがつきやすいと考えます。
面白いエピソードの加工も、コンサルのフレームワークと同じ
私はWEBコンサルティングを専門としています。
コンサルはビジネスフレームワークをよく使います。面白いエピソードも同じ様に、フレームワークを使うと良いです。なぜなら文章の仕上がる質やスピードが大きく向上するからです。
ゼロから考えるのは得策ではありません。実際に面白い内容を作っている先人たちのやり方を参考にするのがオススメです。
切り口に沿って文章を加工していく進め方です。フレームワークをうまく活用して面白い文章を作ってきましょう。
漫才の面白いボケの種類
漫才の台本を作る上での枠組みにはボケの種類がいくつかあります。こちらについて、まとめました。
<漫才特有のボケ>
動きボケ/顔ボケ/ながらボケ/かぶせ/キャラ/タイミングボケ/失礼ボケ/本気ボケ
<ブログにも活用できるボケ>
リアル/言葉遊び/透かしボケ/自虐/大げさボケ/裏切りボケ/過剰ボケ/暴走ボケ
漫才特有のボケ
こちらは、流し見程度でざっと見て下さい。この後の、ブログへの活用の方を主体にご確認下さい。
●動きボケ
一回自動ドア入ったのにもう一回入るような、動きを使ったボケのことです。
●顔ボケ
変な顔をして、顔で笑わせるボケです。子供の頃、よくやってましたよね。
●ながらボケ
携帯をいじりながら、結婚の挨拶をする、といったようなボケです。
●かぶせ
一度笑いが出来たら、再度その笑いを使うこと。天丼ともいいますね。
●キャラ
例えば売れないバンドマンというキャラクターを乗せて結婚の挨拶のコントでボケる
●タイミングボケ
結婚の挨拶で緊張してトイレにいく。トイレ言っていいですか?ところでお父さん、ボクに娘さんを下さい、というような、いま言う?というタイミングボケ
●失礼ボケ
相手に失礼な態度を取るボケですね。
●本気ボケ、ボケないというボケ
実際漫才においては、動きや表情なども利用できますし、ボケ前提で進むからこそあり得る本気ボケなど、ブログに当てはまらないボケもあります。
ですので、ブログに当てはまる種類に絞ると、このようになります。
ブログにも活用できるボケ
これから紹介する漫才におけるボケの種類は、ブログで活用しやすいです。ボクなりに例えの文章もアレンジしてみました。
●リアル
あるある、現実にありそうなボケですね。
例)
会社の同期を好きになり、思い切って告白してみることにした。
「あやかさん、ボクと付き合って下さい!」(実際はちひろ)
「いや私名前違うから!」とちひろさんにツッコまれる。
もちろん、告白は成立せず。その後一週間体調崩しました。
●言葉遊び
決まりのセリフがあるようだったら、もじったり韻を踏んでみたりすることです。
ジョイマンの「ダルビッシュ、ティシュ」のネタがこれに該当しますね。
ではブログに当てはめるとどうでしょうか。
フレームワークを学んでも使わない人は、もはや悪です。生産性は下がりますし、クオリティも高まりませんから。もう、そんな人はフレームアークとでも呼びたいです。改善しません。
とかですかね。
●透かしボケ
期待させておいて裏切る形のボケですね。
漫才でいうとこんな感じです。
例)あー緊張するなーと言って今日は帰ろう!
例)娘のどこを気に入ったのか?と聞かれ、いまは思いつかないです
例えばこんな感じでしょうか。
ブログを始める前は、3日坊主ならず1日さえ自分との約束事を達成できませんでした。
明日から早起きして本を読むことを頑張ろう!と決めて、早速翌日から早起きできず。おきて5秒後にはやっぱり明日やろう!と先延ばしにしてしまう。先延ばし早いなーと自分の中で思いつつ、失敗事例を重ねる…
●自虐
自分を蔑んでいう笑いですね。
結婚式の挨拶であれば、自分は金も、地位も、名誉も、家もないですけど みたいなことを言うボケです。
ブログで応用した場合の例は、こんな感じでしょうか。
自分は、会社生活は順調ですが、個人単位ではまだ目標の収益をあげられていません。知名度も権力もお金も、家もないですが、やる気と継続力だけはあります。失礼、家は一応あります。(ちなみに私の知り合いで一時期、嫁と喧嘩して追い出されて、家がないという人がいました。ご家庭はお大事に)
●過剰ボケ
そこまでしなくていいだろうというボケですね。
例えば、ライブの前説で、携帯の電源はお切り下さい、を携帯電話は予めご解約下さい、みたいなそこまでしなくていいだろうというものを入れるボケ
例えばこんな感じでしょうか。
セミナー中は、パソコンはいじらないでください。なぜなら、少しでも気になって文章を打ったりすると、集中力が散漫になり100%内容が入ってこないからです。100%集中してください。それくらい、ご自身でこのセミナーの内容を、価値があるものにして、持って帰ってください。むしろセミナー中だけでも、スマホとパソコンを壊してください。いや、できないですけどね。
●大げさボケ
大げさに言って、そのギャップで笑いにする方法ですね。
例えば、
娘さんをボクに下さい
(お父さん)やらん
お父さん、地球の平和を守るため、娘さんをボクに下さい
ブログでは例えばこんな感じでしょうか。
ブログをやることで自分の中の世界感が変わります。
自分の中の世界が、霧から晴れて青空に、なんなら宇宙まで広がったイメージです。
※なかなか、この例文は難しいですね…
●暴走ボケ
暴走していって面白さを作り上げるパターンです。勢いとテンポが必要ですね。
お父さん娘さんをボクに下さい。いいよ。ところでお父さんの趣味は?私の趣味は将棋だ。今度一曲やりませんか?そうだなっていうのを一人で喋って何やってんの?と突っ込むような流れの漫才ですね。
例えば。
ブログを始めるとアウトプットが楽しくなる。毎日勉強してアウトプットの習慣が日々ぐるぐる回りだす。止まらない。地下鉄でスマホに向かってボソボソ話し掛け、文字入力を始める。周囲からは気持ち悪いと若干避けられる。でも気にせずボソボソ。なんか変な気分。捕まったらどうしよう。捕まったら言い訳しようかな。いや捕まるのめんどいから逃げよう…
笑いの種類を知った上でエピソードをアレンジ
このように、ボケの種類がたくさんあることを知っている事が大切です。アレンジをするためのボケの種類を知っておくことで、面白い方向性にエピソードを加工することが可能になります。
また、同じ笑いの種類ばかりだと、読んでいる方は飽きてしまいます。
実際漫才でも、違う種類のボケを入れ込みバリエーションを出して、内容の構成を作っていくそうです。
例えば、言葉遊びばかりのボケが集まるようだったら、違うボケも入れようとか、そういうことですね。単調なボケだけだと面白くないので、組み合わせてバリエーションを出す必要があるということです。
単純にボケてばっかりだと、ただのふざけたブログになってしまうのでボケの乱用には注意しましょう。
まとめ ブログで面白いエピソードを書く方法
今回はブログを、面白いボケでエピソードを追加し、より個性を出すと言う事についてまとめました。笑いの種類は複数あるので、まずはその種類を知り、色んなパターンを活用してエピソードを加工することが大事です。
ただし、あまりふざけすぎると嫌悪感をもたれてしまって離脱につながる可能性があるので使いすぎに注意しましょう。
ボケの種類に関しては、普段の会話や、セミナーでも使える内容になっているので、リアルでも活用しながら、ブログに役立てていってください。
あとがき かなり頑張った楽しい記事。継続改修予定
漫才のボケの種類も把握することで、漫才を見るときに面白い観点で見ることができそうです。今はこのボケだから面白かったんだなぁ、これとこれの流れだから面白いんだなぁとか、そういったフレームワークに当てはめて面白さを出すと言うのも面白いテーマになるなと思いました。
ふざけてボケばかりのブログを作ると言うわけではありません。
あくまでブログに魅力を出していく目的で、ブラッシュアップの手段として活用したい、という考えです。
思い入れが強くなってしまい、今日は結構時間が掛かりました。でも書いていて楽しかったです。
継続して改修していきます。