ブログで面白いエピソードを入れる枠組みとコツ【ストーリーの教科書】

ブログ 笑い 面白い ブログ

イマキヨ@WEBコンサル、副業実施中です。

ブログをもっと読みやすく魅力的にしたいなーと思うと、
「面白いブログを書くためにユニークさを取り入れていきたい。」
「真面目な文章で硬くなってしまうのでもっと柔らかくしたい。」
「自分自身も、もっと楽しくブログを書きたい」
そう思っている方は多いのではないでしょうか。

ユニークで、クスっと笑えるような文章はどうやって作ればいいのか、今回は「面白いブログの書き方」について書きました。

なぜブログにユニークさを取り入れていくべきなのか?

そもそも、真面目な文章ばかりだと、なかなか読み続けられないですよね。

ちょっと面白いエピソードや立場などがあると、ついつい読み進んでしまったという経験はありませんか。

ブログだけでなく、実際にセミナーといった講演会でも、ただ真面目な話をしている講師よりも、ちょっと面白い息抜きやプチストーリーがあると聞き入りますよね。リラックスできて、その後も集中して聞くことができます。

ですから、基本的には真面目な文章であっても、少し読者の心を動かすユニークのあるエピソードをどう入れていくか、そのコツについてまとめました。

今後、ブロガーからコンサルになってセミナーをやっていくようなキャリアを積む方も多いのではないでしょうか。

少なくともボクはブロガーをきっかけとして、コンサルやサロン運営などで収益を上げていくことも目標としています。ユニークさをコンテンツにどう取り入れていくか、をまとめていきます。

ストーリーには起承転結により共感を得る事が必要

何度かこのブログでも書いていますが、基本的には具体的エピソードを、ストーリーを考えて入れていくべきです。

ストーリーは、起承転結をつけると読み手にとって読みやすい文章になります。

起承転結においては、起・承の後の「転」でクライマックスになり、オチを入れるという形です。

オチをつけるの難しいですが、オチに力を入れるのか、転に力を入れるかでも内容は変わってきます。あまりここではオチについてはこだわらずにストーリーについて考えていきましょう。

フリ・ボケ・フォロー

ストーリーの起承転結を別の切り口で考えましょう。
それが、フリー・ボケ・フォローというお笑い漫才の台本を書く時の小さい枠組みです。

起承転結を、フリをやって、ボケて、ツッコミのフォローをする。そう構成を考えると、ストーリーとしておもしろエピソードを考えやすくなります。

例1)
「緊張していると思いもよらず間違って発言してしまうってことありますよね。」
の具体例。

大学に通っていて、あまり話したことないけど好きな人ができる。
思い切って、告白してみることにした。
「めぐみさん、ボクと付き合って下さい!」(実際はのぞみ)
告白する時に相手の名前を間違えてしまった。


こんな感じです。

他にもエピソードをあげます。

例2)
「親に教えてもらったことで、子どもの頃失敗した出来事」

子供の頃、親に消臭スプレーを渡された。「トイレ終わったらシュッてするんだぞ。」終わった後間違えて尻にかけた。うひゃぁ。変な声が出た。

この様に、面白いエピソードには、フリ、オチ、フォローの流れで組むと考えやすいです。

また、コツの1つとして、緊張と緩和の落差があるほど面白いです。

例えば例1でいうと、好きな子に告白するという「緊張」の状況があります。ここで名前を間違えるというボケがあり、緩和されて面白さにつながります。

ですからおもしろエピソードを考える時は、「緊張があった場面」そこで失敗した「ボケ」で組むと、フリボケフォローの構成と内容が組みやすくなります。

面白いエピソードには共感が必要

面白いと思ってもらうためには、読者の共感を得ることは必須です。共感を得たあと、面白いと思ってもらう必要があります。共感というのは、「わかるわかる」「そういうことあるよな」と思ってもらえるということです。

では、どうストーリーを作ればその共感を得られるのでしょうか?

お笑い漫才の極意「ありあり・ありそうありそう・なしなし」

答えの1つとして、漫才の台本を考える際に、フリーボケフォローの中には、ありあり、ありなし、なしなしの種類があります。

起承転結
 └フリボケフォロー
   └  ありあり
   └  ありそうありそう
   └  なしなし

上記のような階層関係ですね。

ありありというのは、実際にありえるエピソードです。
ありそうありそうは、ありそうだけど、実際はなさそうなエピソード、なしなしっていうのは、まぁないだろうと言うエピソードです。

例えば
 好きな女性の父親に、結婚の挨拶をするエピソード

を考えるとすると、ありあり、ありそうありそう、なしなしは下記のようになります。

ありあり
 … 緊張して女性を間違えてしまう

ありそうありそう
 … 緊張から手のひらに人を書いたが、
   力を入れて書きすぎて手のひらを負傷。
   (実際はありそうだけど、ホント?という感じ)

なしなし
 … ボクと付き合って下さい、ニートですけど。という
   (実際は考えられないですよね)


こんな感じです。

お笑いの漫才では、まず「ありあり」のエピソードを積み上げていって観客との信頼関係を築き、そこから「ありそうありそう」そして最後「なしなし」で畳み掛けていくそうです。

「ありあり」→「ありそうありそう」→「なしなし」という順ですね。

今回はお笑い漫才の台本を作ることが目的ではなく、ブログで面白いエピソードを書いていくことが目的です。

ですから「なしなし」はブログでは現実的ではないと捉えています。

いきなりなしなしだと根拠と理由がないとユーザーは受け取り、嫌悪感を持ってしまうケースもあります。なしなしというのは共感から離れますからね。

よってブログで面白いエピソードを書いていく際はこの「ありあり」いって「ありそうありそう」までを例文に考えて、共感を得られるようにしていくと良いのではないでしょうか。

ブログでは「ありあり」を使う。その具体例

「ありあり」で具体例をまとめてみました。

例)
コンサルティングの提案で緊張して、時計のことを「リフトウェア」とずっと言っていて。クライアントからリストウェアですよ、と突っ込まれる。リフトウェアって振動安定させる専用スプーンなんですよね。上司が横で笑いをこらえていました。結構恥ずかしかった。

例)
遠方のクライアントに打ち合わせに行くことに。社内会議ではコストを考えるとタクシーよりもレンタカーがいいのでは、との話に。新人くんが前日の帰り際に。「じゃあ明日10時にレンタカー下に呼びますね。」いや、来るわけないでしょ・・!タクシーで決まりました。

例)

どうもお腹が痛い。心配になって、内科に。原因わからず。でも炎症が起きてるみたいで白血球の数値があがっている。薬をもらって2日飲んだが治らない。精密検査をしに国立病院へ。レントゲン撮って血を二回採って。8000円かかった。二人の医師にみてもらった。結果、筋トレで腹筋下手こいて、ただの筋肉痛だった。

こんな感じでしょうか。

繰り返しますが、いきなり「なしなし」のボケを入れても理由や根拠がなく共感できずただのバカだと思われて、嫌悪感を持たれてしまうケースがあります。

もし「なしなし」を使いたいのであれば、「ありあり」「ありそうありそう」の段階を踏んで、ユーザの心をつかんでから、「なしなし」にトライするようにしましょう。

まとめ 面白い文章を書く方法

「面白いブログの書き方」についてまとめました。

ブログを面白くユニークなものにしていくためには、起承転結で構成されたストーリーを具体的なエピソードとして入れていくと良いです。その際はフリオチフォローの切り口で考えると良いです。

そしてその種類としては「ありあり」「ありそうありそう」「なしなし」があります。「ありあり」を積み上げていくことで共感を得てユニークさにつながっていきます。

それは緊張と緩和のギャップであり、そこに笑いの理由と根拠があります。

なかなか面白いエピソードを考える際に、頼る枠組みがないな、と感じていた方は多いと思います。

今回の記事は、その枠組みとして位置づけ、事例(具体的なエピソード)をブログに入れていく参考になれたら幸いです。

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