- システムエンジニアを辞めたいと思っている
- システムエンジニアを変えたいと思っている
- システムエンジニアから別の仕事をしたいと思っている
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、システムエンジニアを辞めて別の仕事をする際に、どのような仕事につけば良いのかのイメージができます。
結論として、まったくの異業種をチャレンジするのも問題ないですが、IT系であればWEBマーケティングや、フロントエンジニア、インフラエンジニアあたりがお勧めです。理由としては、会社以外でも個人で稼げる可能性が高まるからです。
これからの時代は、1つの会社で働くのではなく、複数の収入を得る工夫が必要です。終身雇用制も怪しいです。ぜひチャレンジしてみてください。
なぜ、仕事を辞めたいと思うのでしょうか?
システムエンジニアできついこととしては、納期へのプレッシャー、システム障害へのプレッシャー、残業時間が長いことなどがあります。
いま在籍している組織で、改善可能なポイントがないか、確認するようにしましょう。
仕事を進めにくくなっているようであれば、下記視点で見直しましょう。
・そのシステム仕様に問題がないか
・システムの実装方法に楽な方法はないか
・解決策として作業する人を増やせないか
作業量がそもそも多いのか、人が少ないのか、あまりにも仕事が多すぎて多すぎれば厳しいばかりなので、こなせる量になっているのかを確認するようにしましょう。
意外と、そもそもの仕事のボリュームに直結している仕様を工夫し、減らせられないかの設計も重要です。設計段階でもっと作業を減らすことができないのかは確認するようにした方が良いでしょう。
システムエンジニアの中でもシステムインテグレーターがきつい
実際ボクはシステムインテグレーターでした。
なかなかイメージがつきにくい部分にはなるのですが、目に見えない裏側のシステム構築を主に担当する業種です。通販などでいえば、インターネットで何か商品を買物かごに入れて購入するイメージはつくとは思います。
その後のシステム周りの事ですね。
具体的には、出荷に関わる在庫システム側にECからデータを渡し、お届け日などを調整して、配送するような物流も絡めたシステムや、ウェブ側のデータと実際の在庫を連携させる仕組みだったり、システムといっても様々なものがあります。
どれをやるにしても結局設計が必要で構築と設計は分かれます。
設計スキルももちろん重要なのですが、実装をするスキルがないと、他の会社や個人で稼ぐことが難しくなります。
積極的に自分で技術を取り入れられるようにしましょう。エバンジェリストではなく、スペシャリストのイメージです。リベンジリストだと組織でしか働けなくなっちゃいます。スペシャリストであれば、仮に自分が多少技術を使って営業に回るとかですね。
ボクの体験談。プロジェクトが長くビジネスの実態を掴みづらかった
個人的な意見ですが、システムエンジニア特にシステムインテグレーターの場合は、プロジェクトは半年以上のことが多いです。長い場合は3年とか5年とかあります。
自分が関わる仕事内容も、ある程度若手の場合は限定的な機能に関わる事になります。ですから、ビジネスの実態を体験しにくいなと感じました。
結果として、ボクはWEBマーケティングの仕事に転職をしました。
・ゲーム会社の広告
・結婚式場口コミサイトの広告運用やSEO対策
・転職サイトの広告
・アルバイト募集サイトの広告
といった、多岐にわたる業種業態のビジネスに関わり、広告関連の業務を担当しました。
その際に得られたものは、どのようなビジネスモデルで、どのようなターゲットに対して、どのように伝えて会員を獲得していくか、そして売り上げを上げていくかのマーケティング視点でした。
実際ボクはシステムエンジニアをやっていましたが、物流システムの帳票プログラムを作成しました。データベースから在庫状況を抽出し、それを加工してプリンターに当てはめるように変数を作って出力をするようなイメージなものです。
やっていることが限定的であり、なかなかクライアントの喜ぶと言う視点で実感が持てないって言うのがありました。
結果として、WEBマーケティングを専門として働くようになり、仕事が自分の会社以外で通用するスキルを身につけることができました。別の会社から仕事を請け負ったり、クラウドワークスで仕事をしたりできるようになりました。
システムエンジニアとして、世の中にある仕事をこなせるようになる必要がある
つまりに何が言いたいかというと、世の中の仕事に対して、会社に頼らず自分の力で対応できるようなスキル・チームを作っていく必要があります。結局会社から与えられる仕事だけをこなす立場においては、給料も大きく上がらないですからね。
会社の仕事はしっかりこなしつつ、自分でも稼げるように顧客を見つけて、組織を作り、稼げるように仕組み化していていくことが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
システムエンジニアを辞めたいと言う方に向けて、どのように考えればいいかについてお伝えしました。
エバンジェリストではなくスペシャリストになる必要があります。そうすれば複数の収入を確保することが可能です。ぜひチャレンジしてみてください。