- Googleのページのスピードで評価が低い
- ページの読み込みに時間がかかる
このような方に向けて記事を書きます。サイトスピードを上げるために、何が問題でどのように対処すれば読み込み能力が上がり、Googleからの評価があるのかについてイメージができます。
なぜサイトスピードの改善が必要なのか?
ページを見るときに、読み込み速度が遅いと不安になりませんか?
読み込みが遅かったり、ページのスピードが遅かったりすると、離脱につながります。
よって、サイトスピードについては、改善する必要があります。
サイトスピードが遅い場合に考えられる問題の箇所
サイトスピードを改善する際に、考える場所は下記です。
●データの重さ
●ネットワークの状況
●処理の状況
この3つです。
以下詳細を説明します。
データの重さについて
データの重さについては、画像のサイズが、表示画面サイズよりも大きかったり、動画を使っていたり、高解像度のものを使うと画像の容量が大きくなります。
1ページあたりに、画像が何枚も積み重なるとデータ容量は大きくなります。すると当然、アクセススピードは遅くなります。
動画も、読み込むにも時間がかかり、データ容量が多く、時間がかかります。
またHTMLや画像以外で、例えばCSSの読み込みや行数が多いと時間がかかってしまいます。
ネットワークの状況について
次にネットワークの状況について記載します。
ネットワークには帯域があります。サーバーが、レスポンスをどれだけ受け入れられるかです。
帯域については、処理量の上限が契約したサーバーにより決まっています。この条件を超えると遅くなってしまいます。
ですから普段のアクセス状況を考慮して、クラウドサービス必要があります。
もしここの帯域が狭くて、処理が追いつかないようであれば、ここの帯域を増やすべきです。
WEBマーケティングどうこう言う前に、そもそもアクセスできずに、ページが見られないと話になりませんからね。
インフラ面でもしっかり知識は必要です。
サーバーサイドの処理
最後に処理の状況について説明します。
これはクライアントからサーバー側と2つあります。エンジニアではなく伝えなくても、マーケターであればある程度技術の大枠は知っておく必要があります。
クライアントサイド
クライアントはユーザ側のスマホなどで表示された際に処理をするものです。
例えばJavaScript、iframeといった動画を読み込むものだったりとかです。ここの処理に時間がかかる、読み込んだ後に時間がかかって、結果として動作が遅くなる形になります。
サーバーサイド
次はサーバー側です。
データにアクセスするとレスポンスを考えると、検索が遅かったり何かデータを加工する際の処理が遅かったりすると、サーバー側での時間がかかってしまうので、結果として処理が遅くなり表示が遅くなる形になります。
例えばPHPでの処理のログや、サーバー周りのSQLのログなど、どこにどれぐらいの時間がかかっているのか、明確になるように特定しましょう。
問題を特定する方法
このような問題があるとして、どのような形で、問題を具体的に特定していけば良いのでしょうか。
ページのどこが悪いのか、Googleが判断してくれます。例えば、画像がpngで重い場合は、画像のサイズが大きいしてくれます。対策を打っていけば結果として評価が上がる形ですね。
サーバーに関してはどれぐらいのアクセスを処理できるのか、どこがネックになっているのか確認する必要があります。
それをどのように対処していくかが重要ということですね。
出てきた問題の対処法
WEBページ読み込みが遅い場合は、具体的にどの画像が重たいのか、Googleのツールに通せば指摘が入ります。
この指摘を参考に、修正をかけていきます。
処理にかかった時間をログとして出してどの箇所が遅いのか確認できます。
また、そもそも読み込みスピードを上げられない場合は、画像をずらして表示させる対処法もあります。
このように、悪い箇所を特定して、ツールを使って確認し、仮説を立てて対処をしていく。そして実行して結果を見る。また継続して修正していくといったような対応が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイトスピードを高めるための方法についてお伝えしました。
また仮説を立てて分解して、データが悪いのかネットワークが悪いのか処理が悪いのか、判断しながら進めていきましょう。