- どうすればマーケティングの知識がつくのか知りたい。
- インハウスでマーケティングのスキルをつけたい。
- WEB マーケティング業界に転職したいので基礎を知りたい。
このような方に向けて記事を書きます。
この記事を読めば、WEBマーケティングのスキルの全体像を把握でき、マーケティングスキルをどうつけるのかイメージできます。ここでは、その中で集客に特化してまとめました。
結論としては、集客においては業種業態でやり方が異なります。広告も視野に入れ、一度PDCA回してみて、結果を改善していく流れになります。
なぜWEBマーケティングのスキルの全体像を把握すべきなのか?
何の技術を身につけるにしても、まず全体像を把握して、全体の中から考えた方が効率的です。WEB マーケティングの全体像としては下記があります。
- 集客の知識
- サイトの知識
- リード育成の知識
- リピートの知識
まずは見込み客に、サービスの存在知ってもらって理解してもらい、その後繰り返しコミュニケーションをとることで信頼してもらって、購入もしくは申し込みをしてもらい、既存客となってもらう流れです。
それぞれのフェーズで基本の考え方があります。まず今回は、アプローチの最初であり、WEB マーケティングで最も重要な要素の一つである集客について記載します。
WEBマーケティングの肝、集客の基本
ボクはよくWEBマーケティングのコンサルを行うのですが、事業者の課題は集客であるケース、とても多いです。人が来ないとビジネスになりませんからね。
正直なところ、一概にこうやれば良い、というのはないのが結論です。
なぜなら、業種・業界によってサイト規模も違いますし、競合各社の提供するサービスレベルも違うからです。
ただ、枠組みはあるので紹介します。集客は、4つのやり方があります。
- SEO/MEO
- 広告
- メール/LINE
- SNS周りでのリストを獲得
以下説明していきますね。
SEO・MEO
SEOとMEOに関しては、簡単に言うと検索により自社サイトやサービスを知ってもらって、アクセスを増やす方法です。
SEOは、検索ボリュームのあるキーワードを選定し、ニーズや検索ユーザに対して答えとなる情報を掲載します。
現状上位表示されている検索結果ページを複数確認し、そのページに書いてある内容をおさえて、+α自分の体験や追加情報を入れてコンテンツを作りましょう。
とにかく検索結果ページと比較して、自分のページのクオリティーを上げましょう。シンプルに考えて、比較して良い内容の方が上位表示をされやすくなる可能性は高まりますよね。
SEOで上位表示させるためには、上位表示をさせたいサイトのドメイン上で、ブログを継続しての掲載することも有効です。
ブログは個人の中身、組織のイメージもつきやすいので、相手に価値のある情報発信をしながらコンテンツを作っていきましょう。
MEOは、地図のマップの部分の上位表示をさせてくれるエリアで誘導を図るものです。説明や口コミ、店舗のタイトルなど、上位表示させたいキーワードを入れるようにしましょう。
広告
広告に関しては、アフィリエイトと広告、リスティング広告、SNS広告、DSP系のネットワーク広告があります。
ECであれば、アフィリエイト広告を主体とするケース多いです。成果に対して報酬という形で広告費を渡す形なので、リスクを抑えて広告出せますからね。
アフィリエイト広告は、代表とされる業者は複数ありますが、a8.netやバリューコマースが主流です。
Yahoo!とGoogleに、アカウントを発行して検索キーワードとテキスト原稿リンクURLを入稿すれば、広告効果における自動最適化が効いて、一定の効果が見込めます。
SNS広告においては、LINEやFacebook、Instagram、Twitterなどが主流です。興味関心に合わせ、親和性の高いユーザに広告を出すことも可能です。さらに、コンバージョンしたユーザーに類似したユーザに配信が可能です。
自動最適化の仕組みにより、広告効果が良くなります。広告エンジンはどんどん進化していますので、進化するテクノロジーと上手に付き合って成果を出すイメージですね。
SNS
また広告以外でもSNSは非常に有効なツールですよね。店舗やホームページに、SNSアカウントへの動線を追加しておき、プライベートな情報を発信することで、ファン化につながっていきます。
メールやLINEにおいては、リストを獲得し、継続してコミュニケーションをとるための手段です。
サイトに来てもらった後に、もう一度来てもらうためには、お気に入りやソーシャルメディアにフォローしてもらう、再度検索してもらうなどの方法がありますが、なかなか自らの意思で、ユーザーにサイトに来てもらう事は現実的ではないですよね。
リストを獲得して、情報提供側からアプローチをしていく事が継続的にコミニケーションを取るコツです。
なのでサイトに来てもらったら、いかにリストを獲得するかは、非常に重要になります。
店舗、EC、リード系でもマーケティングは異なる
店舗、EC、リード系でも集客の仕方は変わります。ユーザーのモチベーションや購入など接点の取り方が全然異なりますからね。
それぞれについて集客のイメージを記載します。ここで記載しているリード系は、車や不動産などコンバージョンにおけるハードルが非常に高く、一度リアルな人を介して営業が必要なものであり、セミナー参加や資料請求等が、WEBとしては直前のコンバージョンになるものと定義します。
店舗の場合
店舗がある場合は、店舗に来てもらった人をいかに自分たちの既存客として囲い込むかが重要ですよね。最初はお客さんを獲得するために、新しい媒体に出稿する必要はあると思います。
しかしある程度一定の集客できるのであれば、他社の集客ツールを使わなくても自分たちで既存客を集客できるようになります。
店舗がある場合は、上記で記載したMEOは特に大事です。口コミを掲載してもらえるようにウェブ上位の店舗でアプローチを仕掛ける、クーポン等提供する、メリットがあるので掲載してくれる数が増える可能性が高まります。
店舗の説明ページにキーワードを盛り込むなどしてMEOの対策をしましょう。
ECの場合
ECサイトで通販であれば、アフリエイトが中心となる集客になります。加えて非指名でリスティング、またSNSで、探していない見込み客に対してのアプローチになります。
いかに親和性の高いユーザーに対して、インパクトを与えて、広告の告知とページでいかに築けるか、動画の活用も重要です。
コンテンツ型のランディングページで、注意を引きつけ、申し込みたくなるような文脈を作り購入につなげましょう。とにかくPDCAが大事になってきます。
リード系の場合
リード系であれは、まず目指す事はリスト獲得になります。EC同様にインパクトのある言葉や情報を伝えて、興味を持ってもらいましょう。
そしてメールやマーケティングオートメーションなどのツールを使って、リストを獲得したあとでも情報を提供し続けて、モチベーションを高めてもらうというやり方があります。
結局、戦略が大事
手法は色々あるのですが、基本的に戦い方が重要です。つまり、戦略です。
戦略が見えれば、戦い方の独自性が高まるので勝てる可能性が高まります。
現場レベルであれば、サービスや商品を見ているので、手法だけで難しくなってきます。なので、他社調査をして、どこにどこの人たちに何を言えば自分たちの大商品が売れるのかを考えた上でスピーディーに動く、そしてPDCAを回し続けることが、勝つための戦い方になります。
まずその業界や、業種商品の市場規模がどれぐらいなのかを明確にして、その後自分たちの商品が優位性があるのかを確認し、優位性を伝えるようなコンテンツを作っていきましょう。
誰に何をどう伝えるかで、他社に対して差別化要素をどこにするかが変わってきます。差別化を図り、他社を把握した上で勝てるアプローチをしていきましょう。
なお、WEBマーケティング業界に転職を検討している方向けに、おすすめの転職エージェントと、転職の先のキャリアについてや採用されるためのポイントなどまとめてます。
下記もご確認ください。
WEBマーケティングのおすすめ転職エージェント【3つおさえればoK】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マーケティングの集客に業種に対してどのような知識をつけて行っていくかをお伝えしました。
認知度がない場合は、どうメリットがあるのか、見込み客にどこの部分を伝えるのか見極めが大事です。