- ワードプレスをカスタマイズしたい
- WordPressのphpファイルの構造を知りたい
- WordPressの理解を深めたい
このような方に向けて記事を書きます。
この記事を読めばWordPressの全体像をイメージできて、PHPを修正し、テーマのカスタマイズのイメージができます。
何故ワードプレスのカスタマイズが必要なのか?
そもそも、なぜWordPressのカスタマイズが必要なのでしょうか。
どうしてもWordPressのテンプレートを使うと、痒いところに手が届かない部分があります。
自分の意のままにカスタマイズしたい場合は、PHPをいじって、サイトを改修していくと良いです。WEBマーケティングには改修が重要ですからね。
テンプレートが一緒だと・・
ボクが知り合いから依頼を受けホームページを作った際に、ライトニングを使いました。
ライトニングは結構使う人が多いので、結局その知り合いからアレンジをして欲しいと依頼を受けました。ヘッダーのメニューが一緒だと、同じテンプレート使ってると、似たホームページになってしまうので。
色とか変えればいいんじゃないかと思ってたんですけど、メニューのデザインとか一緒なので、やはり差別化したいなと思いました。
ワードプレスのphpの全体像
WordPressは、PHPで構成されます。phpを修正することで、独自のデザインやテンプレートにWordPressをカスタマイズできます。
index.php
最終的に読み込まれるphpファイルです。phpは階層構造で実行されるようになっていて、最終的にはこのindex.phpが実行されるようになっています。
home.php
home.phpは、トップのページを構成します。また、ヘッダーやサイドバー等を読み込みます。
ワードプレスは、固定ページとトップページと、投稿ページから成り立っています。
そのトップページがhome.phpを読み込む形です。色々とカスタマイズすることが可能です。
header.php
ヘッダーを構成するphpです。ロゴやメニューなどを作っているphpです。
footer.php
footerに関しては、ページ全体に共通パーツとして見えるところです。フッター下の部分を変えられます。
sideber.php
サイドバーに関しては、PCで見たときに右側にサイドバーがありますよね。
そこの部分をいじることが可能です。最近の記事や、カテゴリ、アーカイブなどを設置することができます。
page.php
page.phpは、固定ページに関わる部分のphpファイルです。ブログのコンテンツ等を構成する部分を自由に調整することが可能です。
single.php
個別投稿ページのphpです。ブログを書く際のPHPに使われるページです。
function.php
function.phpは、自身で作った関数を読み込むことが可能です。例えばショートコードと呼ばれるパーツ化したコードを読み込め、複数のテキストリンクとなる遷移先や、誘導フレーズをまとめて設置することも可能です。
そのほかphpファイル
検索結果を表示するsearch.phpや、カテゴリーを表示するcategory.php、タグ一覧を表示するtag.php、等一覧のPHPも、準備されています。
なぜphpの構成を知る必要があるのか？
WEBマーケティングにおいて、コーディングの中身の理解は不要と思っていませんか?
マーケッターたるもの、システムにおいて、大枠はわかっている必要があります。
なぜなら、技術者と話をするときに、中身をある程度理解しておかないと、軽くあしらわれたり、スケジュール管理や見積もりのイメージ、調査事項の調整ができないからです。
発注するときは、具体的にどういう作業があるのかをイメージした上でやるようにしましょう。
もし中身を把握をしてなければ、技術者の良いように設計されて金額も跳ね上がってしまいます。
中身を分かった上で、効率性を高める
実際にWordPressを使ったサイトを実装するにあたって、もっと効率が良いやり方もあるかもしれません。
割と作業者は、効率悪く作業したり、やらなくていいと思ったるところまで、やってくれたりします。
必要な部分をいかに簡単に、そして工数を抑えられるかを検討して、ディスカッションしながら進めたほうがいいです。
それは、依頼側に単にやすくしろ早くしろと言うわけではなく、やり方として中身を分かった上で、工夫するように示唆できるのは大きいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワードプレスが、どのような構成で成り立っているのかについてお伝えしました。
WEBマーケティングを実践していくのであれば、ワードプレスは欠かせません。WordPressが、どのような構造でできているのかも理解しておく必要があります。
何かしらWEBサイトに問題が起きたり、クライエントに質問されたりした時に、コードの構成や中身をわかっていることができれば、何か起きた場合の対処も早いですし、問題の分析も早いです。
技術者と話もしやすくなるので、より具体的にイメージするところはやっておきましょう。
