ストーリーとして競争戦略を考える必要性とは?【なぜ面白くないと言われるのか】

WEBマーケティング 転職
  • 戦略論を考えているが面白くない
  • 勝てる戦略を立てたい

このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、戦略論をどのように戦略を立てれば、良い形で事業を進めていけるのかについて理解ができます。

結論として、勝てる戦略は、誰かに話したくなるようなストーリーになっていると良いです。

どうして戦略が必要なのか?

戦略は、戦うことを略すと書きます。

どの領域で、どのターゲットに対して、限られたリソースを投下するかと言う事ですね。

これを考えなければ、どこに注力して事業を行えば勝てるのか、というのがイメージできずに、思いついた施策を実行し、無駄な時間と労力を費やしてしまいます。

限られたリソースと資源を、どのように注ぎ込んで最大化するか。戦略を十分に立てて実行する必要があります。

勝てる戦略のイメージとは

戦略についてはいろんな考え方、戦略論があります。

ポーターや、ランチェスターなど、自社の強みや経済規模、他社との状況から、市場をつかみ様々なフレームワークを考慮して戦略を立てていく形です。

ただそれは、フレームワークを組み合わせて実行していく形になります。ですから、どうしても単発になってしまいます。

そこで必要になるのがストーリーとしての競争です。何かと言うと、本当に勝てる戦略論を語れる人、実行できる人はワクワクしながらストーリーとして流れるように、どんどん内容が組み合わさり、物語を語るように戦略を話します。

つまり「流れがある」ということです。

流れとなるストーリーがある戦略の重要性

流れがある戦略、というのはどういうイメージでしょうか?

よく陥る、ダメなケースがあります。

それは、個々のアクションについては議論をするものの、全体としてどう関連して動いていくのか見えないケースです。

ボクの経験ですが、以前ファッションの通販案件で戦略を立てて提案した際に、広告提案・サイト改善提案・リピート提案と、やることを掲げて具体的に何をやるか提案しました。

しかし結果としてクライアントに興味をあまり持ってもらえず、受注することが出来ませんでした。

そう。


「面白くない」

そうなってしまったんです・・・。


いまでも悔しい思いでいますし、一生忘れないと思います。

なぜそのような結果になってしまったのか、今ならわかります。

流れがなくただのアクションリストになってしまい、「面白くない提案だった」「未来が見えない提案だった」んです。

良い戦略は、まるで動画が流れるように、ドミノ倒しのように、状況が流れていくように戦略のストーリーを語れるイメージです。

戦略論のフレームワークで考えると、単発で項目をリストアップする形となり、自分自身がワクワクするようなストーリーで戦略を語るのが難しくなってきます。

話したくてたまらなくなるストーリーとは?

優れた戦略とは、全体としてゴールに向かっていくかのごとく施策につながりがあります。全体として生き生きと浮かび上がるんです。

本質的に勝てる戦略と言うのは、話したくてたまらない、話しながら楽しくなるようなストーリーを持って戦略を考えていく必要があります。

例えばボクのクライアントで、不動産のとあるカテゴリでマーケット・リーダーの企業があります。

そこでの戦略としてはナンバーワンとしての戦略を見事に行っています。不動産系で実質あるカテゴリでは知名度としてもナンバーワンです。

そこで実施中の戦略が下記です。
・ターゲットを具体的に定める
・その特定のイメージを持ったユーザーをイメージ
・広告もランディングページもホームページもわメールマガジンも特定ユーザーをイメージして組み立てる

それにより、一環したコンセプトを提供することで前年よりも非常に良い結果を出せています。

施策の軸の一本化がストーリー立っており、顧客を統一でイメージができていて、非常に流れができています。

結果も出ています。誰に対して、何をどの順番でいつやっていくか、が明確と言うことですね。競合、市場、自社の強みを活かした実に戦略的なコンサルティングができたと自負しており、ボクの成功体験です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。戦略論を勉強し実践して現在戦略を考えている人もマーケティングとして勉強している人も、戦略論のフレームワークに偏りがちだと思います。

実際私もそうでした。ですがストーリーとしてどのようにつながっていくかを考慮して、強く意識して戦略をチューニングすると、面白く結果につながる戦略立案ができる可能性があります。

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