心理学をマーケティングに活用する方法【アイデアがうまれる】

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  • 心理学をマーケティングに活かしたい
  • 心理学をもっと知って活用したい

このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、心理学をどのようにマーケティングに活かせば良いかについて理解ができます。

なぜ心理学をマーケティングに活用ができるのか?

このページはマーケティングに関わる人、ブログを書く人、アフィリエイトをしている人などを想定しています。

マーケティングは、消費者やサイトを訪れる人に対して、どう商品について興味を持ってもらい伝えていくかが重要です。

競合他社が何をどう伝えているか。業種が違っていても、他の会社の伝え方はどうなっているのか。他社を参考にWEBページを作っているケースは多いでしょう。

思いつきで考えた内容が、良いのか悪いのか。内容に根拠がない場合は、伝える側の自信も出てきませんし、説得力も増しませんよね。

ボクの経験談で言うと、いまは10年ほど経験がありますが、コンサルタントになりたての頃に、クリエイティブの提案をして、根拠は?と上司に突っ込まれ、答えられず考えてたアイデアをひっこませてました。

そこで心理学です。根拠として、コンテンツに応用していくことを考えていきましょう。

心理学の全体像

心理学に関しては、大きく分けて2つあります。基礎心理学と応用心理学です。

実際、心理学の定義は、ニュアンスが異なるかもしれません。ここでははざっくり概要をお伝えすると言う形で要点だけ記載します。

基礎心理学に関しては、認知心理学や行動心理学など人間の行動における心理を科学的研究に基づいて見える化したものです。

応用心理学に関しては、災害や、犯罪、人証など人間の深いところをより追求していく心理学です。

マーケティングにおいては基礎心理学を活用して、アイデアを出していくと良いでしょう。

基礎心理学をマーケティングへ応用する

では、具体的に心理学において行動につながる内容を考えていきましょう。

松竹梅の法則

価格帯を松竹梅で並べると、真ん中の値段である竹が変われやすくなる、と言うものです。

例えばレストランで、パスタのランチを頼むとします。

800円と1200円と1500円のメニューがあったとしたら、あなたはどれを選びますか?1200円を選びたくなりませんか?

800円だと一番低いのでちょっとひもじい感じがする、1500円だと割高、だったら1200円にしちゃおう、そうなりませんか?

これが松竹梅効果です。あえて松をメニューに入れて単価を上げるなどマーケティングに活用できます。

アンガリンク効果

最初に表示された価格が基準となり、その数字よりも安くなると、お得感が増して購入したくなる心理が働く、というものです。

例えばアウトレットモールなどで、定価の金額が値札に記載されていて、30%OFFや50%OFFで、金額が引かれて掲載されていると、すごくお得に感じて購入した経験ありませんか?

人は良いものを、お得で買いたいと言う心理が働きます。最初に提示された金額が基準となって安くなって購入すると言う流れです。

あまりに金額に差があると問題になってしまいますが、ある程度であれば活用することで購入意欲は高まる傾向にあります。上手く活用していきたいですね。

カウントダウン効果

カウントダウンをすることで、限定感が高まって、購入につながります。

カウントダウンって何?ってところなんですが。

例えばあと3日でキャンペーンが終了する、メールマガジンでキャンペーンがあと●日何時何分何秒と言ったような表示がされている。

このような記述を見たことありませんか?

希少価値や限定感が高まるので、カウントダウンをすることで購入意欲が高まる傾向にあります。

期限を決めるのはやっていくと良いでしょう。

コントラスト効果

商品において、高い金額を提示された後に、通常の商品を、安いと感じて買ってもしまうケースです。

これは松竹梅の法則にも似ているのですが、実際に高いものを見せられて、その後にその金額よりも、低い値段の商品を買ってしまう傾向にあるということです。

ボクの経験談です。コーヒーメーカーが欲しくて電気屋に買いに行った際のことです。なんと15万円や20万円の商品があり、とてもコーヒメーカーにその金額を投資する気になれず結果として5万円のコーヒーメーカーを購入しました。1万円くらいのものもあり、それに比べたらだいぶ高価ではあるんですが、上には上があるな、、と5万円でもサクッと購入したものです。

高価格の商品を見ると、安い方の商品をすんなり買ってしまうものだな、と体験しました。

マーケティングにおいて、高価格商品を見せつつ、安い方を実際は中心に販売するのも戦い方としてはありです。

テンションリダクション

何か問題が発生した後に、それが緩和されると緊張感が取れて、物事を受け入れられやすくなると言うものです。

例えば上司から移動の報告を受けて、エリア移動をまず提示されたとします。そこで緊張の心理が働きますが、その後部署異動同じエリアでにとどまるとずっと受け入れられると言うようなものです。

マーケティングの応用としては、例えば売り切れと伝えた後に、限定的に追加で募集する、と言うやり方などですかね。

まとめ

いかがでしょうか。心理学を使うと、色々とマーケティングに応用できる可能性があります。

世の中にはあの手この手でコピーを考えたりCMを打ったりしていますが、心理学を使っているケースも多くあります。

心理学を体系的に学んでいてマーケティングに活かし、効果があるものが出せるのではないでしょうか。

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