WEBマーケティングってしんどくて辛いの?WEBマーケティングへの転職を検討しているので、実際苦しいのか知りたい。
WEBマーケティング歴10年以上、副業もやっているボクが現場にて得た知見経験をもとに、体験談を交えながら記事を書きます。
結論としては、辛くてしんどいこともあります。ただそれ以上にメリットがあります。ですから、ボクはWEBマーケティング業界を選んでよかったと思っています。
しんどい・辛い・と感じる場面やタイミングもあるかもしれませんが、すごく楽しく、前向きに働いている人が多いので、未経験からWEBマーケティング転職は本当におすすめです。
なぜWEBマーケティングをきつくて、辛くてしんどいと思うのか?
どうしてWEBマーケティングを辛くてしんどいと思うのでしょうか?
WEBマーケティングをしんどいと思う人の特徴としては下記があります。WEBマーケティングを辛いと思う理由は、大きく分けて3つあります。
・成果に追われる
・変化が大変
・締切のタイミングでは残業が増えることもある
・地道な作業を継続する必要がある
・主張が理解されないときがある
・人間関係が合わない
・優秀な社員が多い
・結果が出ない
・問題解決に興味がない
・激務すぎ
成果に追われる
成果を追うことが大事なため、成果が出ていない時はしんどいと思うこともあります。
なぜなら明確に数字として結果出るからです。例えば広告経由の申し込み数や、SEO流入の訪問数など、数値が計測できるので、目標を設定しそこに足しているかどうかを日々を続ける必要があります。
僕が体験した、辛かった経験は、お化粧品の案件で、競合がひしめく中広告で何とか取ろうとコンテンツ型の記事LPで数十万かけても1件も取れずどうしようもなくなったケースがありました。
辛かった辛かったですが、これも1つの結果であり1つの収穫ではあるんですね。
商品力が競合優位性が少ないのと、戦略が弱かった。商品力の部分でどうしても戦うのが難しかった。どんなにWEBマーケティングが重要とは言え、商品が良いものであること、商品磨きはやっていくべきですし、勝てる勝負を挑むということが大事だなと学びました。
結果が出ていないと、辛いこともあります。できるもの、できないものを、失敗を前提にどう組み立てるかが大事ですね。
変化が大変
常に勉強する必要があります。
なぜなら、変化が早いからです。昨日まで通用していたことが突然通用しなくなることがあったりします。
例えば、アフィリエイトでYahoo!広告に出せていたものが出せなくなったり、リターゲティング広告が1部のブラウザで使えなくなくなったりですね。
アフィリエイトの仕組みで、Yahoo!広告が主流だったのか、基本的にYahoo!広告でアフリエイトが速くなったりする、収益源が途絶えますし、成果も下がります。
僕もブログを運用していて、Googleが評価基準を変えたことで、上位表示されなくなって、収入がガタ落ちした、痛い経験もしました。これはブログ運営している人であれば誰でも経験することなんじゃないかなと思います。
なので、情報をキャッチして、変化・進化を継続して、スピーディに適応いく必要があります。
やっていれば辛い経験をしますか、本質的には正しい方向に向かっています。変化も受け入れて、両方進化していくことが、自分の成長にもつながりますし、結果、楽しいですね。
締切のタイミングでは残業が増えることもある
残業が局所的には多くなることもあります。
なぜなら基本的に小さなプロジェクトの単位で仕事が動いていきますので、締め切りタイミングによっては忙しくなるからです。
例えば広告運用の案件で、広告として改善提案を資料を準備してやるケースがあります。その場合、資料の仕上げに時間を要するので、そのタイミングでは残業が増えたりします。
残業が多いタイミングもあるということですね。
地道な作業を継続する必要がある
地道に、継続して業務を行う必要があります。
なぜなら、すぐに効果が出るものではなく、継続して課題を見つけて改善をしたり、コンテンツを積み上げることで集客につながるからです。
例えばSEO対策1つにとっても、検索してリストに届くサイトにするためには、内容が充実している必要がありますし、内容のボリューム自体も一定量は求められます。自ら1日ですぐ結果が出るものでもないんですね。
継続して業務を行っていく部分に関しては、しんどいと思う方も多いようです。
主張が理解されないときがある
答えが確定しているわけではないので、主張が理解されない時があります。
なぜなら根拠が明確でない場合は、その主張は別のことも考えられるからです。
例えば、保険の申し込みサイトでシミュレーションページで離脱80%発生していたとします。これは問題なのでしょうか?答えは問題でもあり問題でもない可能性もあります。なぜならお金を知りたいから一度シミュレーションページを見て、その後申し込みにつながっていたら目的は満たしているからです。
なのでシュミレーションページが問題だと主張したとして、根拠が曖昧だと認められない別の分析が必要と言う形になります。
このように、根拠が弱いと、主張が通らないときもあります。
人間関係が合わない
辛いと思うことに人間関係が合わないことがあります。
なぜならチームで仕事をすることが多く人間関係が業務のやりにくさに直結するからです。
例えば、ページの制作においても、設計はチーム内で話し、デザイナーとコミュニケーションをとりデザイン化し、コーディングはコーダーと連絡を取り、チェックはクライアントとコミュニケーションを取る、といった多くの人とコミュニケーションをとってアウトプットを完成させる仕事もあります。
こういった場合にやりにくい人がいるとどうしても辛いと思うこともあります。この人間関係に関してはどの仕事でも一緒だと思うのですが。
優秀な社員が多い
WEBマーケティング業界は、優秀な人が多いですね。なぜなら日々スピード早くPDCAを回して成長していますし、自立心が高いからです。
WEBマーケティングを好きな人が多いので、好きこそ物の上手なれといいますかどんどん知識をつけてチャレンジして自分の中で経験値を貯める動きをしている人が多いです。
例えば広告1つにとってもキャッチコピーに置いてどれが反応が良かったのか、それがなぜなのかを情報として自分の中でため込み、別の形でも展開したりします。
優秀な社員が多いので、辛いという捉え方もできます。
結果が出ないからきつい
WEBマーケティングにおいては、広告やサイトを手段として、問題を見つけ解決に導く仕事です。
・専門用語が多くて難しい
・最新の情報収集をし動きを変える必要がある
・とにかく結果を出すための思考力が必須
・残業は多い。
・業務効率化必須。仕事が回らない
労働環境的には↑のような印象を持つ方が多いです。
つまり答えがない世界で答えを見つけていくので、効果が出ない時は、出口のない暗闇の中で明かりを探すようなものです。
辛いですね。
そこに対してWEBマーケティングを辛い・しんどいと思う方はあるのではないでしょうか。
ボクも初めは結果を出せずきつかった
確かにボクも、WEBマーケティングをやりだしたばかりの時、どうやって解決策を導いていけばいいのか、仮説を立てればいいのか、引き出しがなく、かなり苦労して辛かったです。
KPI通りに達成状況かいかず、目標を下回った結果となり非常に焦っていました。
伝えるべきべきことが曖昧で、「何言ってるか自分でもわからない」状態になり、本当に辛くて苦しい状況が続きました。
答えを自分で出せず、お昼に新人歓迎会で食べに行ったご飯のチキン南蛮が、喉を通らなかったのを覚えています。言いたいことが定まらず、夜は眠れず、次の日を怯えていました。
まずフレームワークを使った
しかし、ある程度コンサルティング会社が提唱しているようなビジネスフレームワークを使って訓練し続ければ、何とかなります。
ボクは空雨傘の活用を普段の業務に徹底して使いました。
人ってほんとに訓練を続ければ何とかなるものなんですよね。
例えば、ある食品会社のランディングページの改善を考える際のことです。結果・仮説・改善案の流れで考えるとストーリが作りやすい、空雨傘のフレームワークを使えばどうにかなる、と学びました。
まず商品紹介部分で離脱が発生して読まれていない、という結果があって、仮説として文字が小さくてごちゃついている、パッと理解できずに自分ごと化できない、そして改善案として利用者をインタビュー形式で読みやすくして商品を伝えてみよう、という流れで提案しよう、という感じです
そうすると、企画も通りやすくなり上司から承認得やすくなったんですね。クライアントとも話せるようになりました。
フレームワークは数をこなすべき
自転車の乗り方を学んでも、すぐには乗れませんよね。理屈はわかっても使いこなせない場合がほとんどです。訓練を続けると使いこなせるようになるのと一緒です。
なので、結果が出ない場合はフレームワークを使いましょう。数をこなして周りに相談しながら進めたら、結果は出せるようになると思います。
結果が出ないと苦しんでいる方、フレームワークを活用してはどうでしょうか?手始めに、結果・仮説・改善案に当てはめて考えてみてください。
問題解決に興味がないからきつい
問題解決、どう感じますか、きついですか?問題解決って言われてピンときますでしょうか?
解決すべき状況があって、何が問題でそこをどう解決策につなげたら物事が解決に進むのか。そんな問題解決がまさにWEBマーケティングの仕事です。
例えばボクの経験では、不動産系のサービスの申込フォームの内容がわかりづらく、情報が多いので離脱につながっていました。
つまり問題ですね。
ユーザーの分岐が多く、一度に5個くらいの分岐を見せていたのでユーザーは混乱し、自分がどれに該当するかイメージができず離脱につながっていました。
フォームを、2択で問い掛けていく形で表示させて、ひとつずつ答えることで自分が該当する箇所をから、申し込みができるような構造にしました。
極限までシンプルにすることで、改善前に対する申込数は、2倍になりました。
上記はシンプルな問題解決の例ですが、マーケティングを「問題解決」ととらえ、その視点でマーケティングを捉えると面白いと感じるかもしれません。
もし問題解決に興味がないのであれば、その場合は確かに別の業種で、キャリアをスタートしたほうがいいかもしれません。
激務すぎ、だからWEBマーケティングはきつい
仕事の拘束時間が長くて、激務である場合は、転職や部署移動、上司に報告するなどして環境を変えれば改善するかもしれません。
もちろん業界全体として忙しい会社が多いですが、激務すぎるのは、労働環境が整っていない可能性が高いです。転職することで改善する可能性はあります。
辛いと思った瞬間
実際につないで思った瞬間をいくつかご紹介します。
上司のレビューで、先行きが見えなくなった時です。具体的に指摘がなく、もっと考えろと言われ、何を考えればいいのかわからなくなった状態になりました。こういう時は先行きが見えず、、もう時間が迫ってきてプレッシャーに駆られて、なかなか辛いですね。
最終的には、ヒントをもらって返送から組み立てて、今よりももっと良くする提案になって良かったと思うんですが、お先真っ暗な状態になったときは結構辛かったです。
WEBマーケティングを通して成果が出てない時は辛いですね。グラントのお金からコースを割いて、提案をし実行して、良い結果を求めるものの、なかなか結果が出らずに、苦労してクライアントも焦る状況です。最終的には、そういう時は結果が出ない場合は、撤退して別の方法考えるなど、と 切り替える必要があります。
結果が出るために最後まであきらめないで結果が出た時は嬉しいですよ。
WEBマーケティング業界も残業は改善されてきている
以前大手広告代理店で問題になったように、労働環境に関しては、特にWEBマーケティング業界に関わる会社では見直しがかかっています。
大体の会社は過度な残業は行われないように調整されるでしょうし、ストレスのかかりすぎに会社が責任を持ってケアをするような流れになってきてます。
結構いろんな会社があるのですが、ある程度どの会社も働きすぎには注意しているような状況です。
タスクに関しても無理のない現実的なスケジュールを聞くようなところが多いです。やり取りの時間もそんなに夜遅くありません。
仕事の量を調節すべき
自分で仕事量を調整するのも必要です。
残業時間を考慮して回らない場合は、事前に伝えてタスクを持ち相談すべきです。自分の仕事自体を見直して、自分がやらないで良い仕事はないか、他の人にお願いすることはできないかを相談したり、考えたりすることも重要です。
仕事量を減らせる、業務効率化により
また意外とお金周りだったりするところで無駄なExcelを使っていたりします。数式を組めば、無駄な工数がないとか、そもそも作業の見直しは必要だったりします。
例えばボクの体験談では、見積もりの作業で、値引きの計算に関して、数式で作ったシートがあって、それを入力した後、別のシートに見積もりを入れるようにしていました。
値引き計算ができれば、問題なかったんですね。なので数式を1つ、記載用のシートにすることで、見積もりにかかる事務的作業工数が半分ぐらいになりました。
他にも、スケジュールを組むのに細かく日程の記載をして、リスケジュールが起きると修正して・・とスケジュール管理を時間かけてました。でも、数字気を組めばスケジュールもすぐに作れます。無駄な仕事をかなり省けました。
提案資料も、早く結論を出すことを意識し、ゴールから逆算して課題仮設を考えていくと圧倒的にアウトプットのスピードが上がりました。業務時間は減らせ、もっと言うと別の価値の高い仕事への取り組みができるようになりました。
このように、自分で無駄な仕事がないかを見直すこと、他の人と相談しながら日々業務についても改善していきましょう。
WEBマーケティングは、実はシンプルに面白い
逆に、webマーケティングに向いてる人の特徴について記載します。
WEBマーケティングに向いている人の特徴としては、単純に人の心を動かすのに面白みを感じるような人は、向いていると思います。
世の中いろんなマーケティングについての本や記事があり、法則に溢れています。
ただマーケティングを原理原則に立ち返ると、基本的には人が心を動かす法則っていうのは、下記なんです。
- 痛みを避ける
- 楽して幸せにいきたい
以下詳細です。
痛みを避けられれば成果が出る
人は、痛みを避けていきたい生き物です。
なのでこの商品やサービスにより痛みを避けられることを伝えられれば、人の心は動きます。
例えば脱毛の案件で、商品をつかえば、夏に海で体を隠したり手入れをする手間から逃れられる、とかですね。
楽して幸せにいきることにつながれば、成果出る
人は楽して生きたいと思う生き物です。
なのでこの商品やサービスを使うことで、逆に目指すべき姿になるとイメージができれば人の心を動かすことが可能です。
例えば、シックスパックなんかはそうですよね。装着するだけでお腹が割れる、腹筋が鍛えられる。キツイ運動が必要じゃない。美しい体を得られると捉えられます。
このように、マーケティングには原則があります。もし辛い・しんどいと思う方がいれば、改めて自分で、これまでWEBマーケティングを正しく捉えられていたのか、環境が邪魔していなかったかは見直しましょう。
なお、もし転職を検討されているのであれば、転職サイトの詳細についてこのブログでまとめています。
ご確認ください。
WEBマーケティングを辛いと思ったときの解決策
解決策としては2つあって、
- 自分の業務を見直していくこと
- 転職するなりチームや部署を変わるなりして環境を変えてしまうこと
です。
なんでWEBマーケティングを辛いとか、しんどいとか思うのか、その原因を洗い出して、それに対して解決策を打っていくことが大事です。結果が出ないのであれば、周りとも連携しながら、結果が出るまでやるとか、割とやれる事はあるのかもしれません。
ボク自身も、最初結果が出なかったんですが、諦めずにやり続けることで、結果を出すことにつながりました。サイト改善ですと、割と同じ箇所をしつこくあの手この手でやり続けると結果って出るもんなんですよね。
転職においては、WEBマーケティング系といってもいくつかあります。コンサルティング型なのか広告代理店系なのかコンテンツ系なのかツール・制作系なのかです。
副業収入や独立につながりやすいのは、コンテンツ型やコンサルティング型です。転職ハードルが低めなのはツールとか制作系です。もし未経験の場合は、ツール・制作系から入っていて経験を積み、次にコンサルや代理店に入っていくプランも悪くないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
WEBマーケティング業界をしんどいと思う方に向けて、確認すべきポイントについてお伝えしました。
結論として結果が出ないのであればフレームワークで何とかなるかもです。問題解決が好きじゃない、人に興味がないという人は厳しいかもしれません。
でもそうでないのであれば、環境を変えるなりやり方を変えるなりで、しんどいと思う自分を変えられるかもしれません。見直してみましょう。
成功する転職ノウハウを、以下にて記載しています。体験談を交えて書いていますのでぜひ参考にしてみてください。