- 戦略と戦術がわからない
- 戦略的な話が出来るようになりたい
- 戦略をどう考えていけばいいかわからない
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、戦略と戦術の違いがイメージでき、戦略はどのようにしていけばいいか、が理解できます。
なぜ戦略が必要なのか?
断言します。
戦略レイヤーで物事を考えられないと、社会人としてリーダーにはなれないと言えます。
なぜ戦略が必要なのでしょうか？
何事も勝負をするにおいて、どのようにすれば負けずに必要とされる顧客を獲得して売上が上がるかを考えています。
この戦略が間違っていると、どんなに努力しても売上が上がらず、悲惨な目にあってしまいます。ですから、どの領域でなら勝てるのか、勝てる勝負をしていく必要があります。
同じ時間、リソースを注ぐのであれば、勝てる方向性でやるべきですからね。
そのために、何をすべきかを定めることが、戦略となります。
がむしゃらに戦っても、結局勝てないケースが結構ありますので、、、
戦略と戦術の違い
戦略は、何をするかを決めることです。
似たモノとして戦術がありますが、戦術は「どのようにするか」を決めることです。
実際に時間をかけすぎなくても、略をして勝てる。そもそも勝負をしない、という考え方もあります。
他社に対する優位性や、自社の強みなどを考慮し、どこにリソースを注ぎ込みチャレンジすれば勝てるかを、見極めて進める必要があります。会社の中で出世をするためには、自分自身どの領域で強みを持つのかを考える必要がありますよね。
同僚と同じでは、上司も評価が出来ません。どの領域で会社に貢献するのか、明確に強みを持つ必要があります。
戦術は、どのようにすれば、その目標を満たせるか、です。
例えばメールを打つことや、広告などは、戦術になります。ですからどうしても現場にいる場合は、手法である戦術をイメージしてしまうので、「話が戦略的でない、戦術だ」と言われてしまうこともあるかもしれません。
実際自分は、「手法の話になっている」ので、そこから抽象化して、戦略がどのようなことなのかをイメージして話すことで、上長とうまく話せることになっていきますし、自分自身も戦略の話ができるになってきます。
戦略レイヤーと戦術レイヤーの具体例
例えば、何が戦略で、何が戦術なのでしょうか。
戦略は何をやるか、戦術はどうやるかです。メールを打つ、広告のリスティングをやる、は戦術です。
不動産の戦略で言うと、他社に比べてデザイン性が強みなので、デザイナーを志すフリーランス用のシェアハウスを作って、スタートアップが増えている渋谷に攻め込みニッチ市場を開拓する、と言った市場競合自社の強みをバランスを考慮し実践するのが戦略の一つです。
戦略を立てる方法は色々理論があるので、把握してケースにあうものを使い分けると良いです。また、しっかりストーリーとして繋がるように最終的には調整する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
戦略と戦術の違いを意識して、思いついた自分の話が、「戦術」の話をしているのか、「戦略」の話ができているのかを見極めながら、話をするようにしましょう。
また戦術の話をしているのあれば、戦略はどのようになっているのかをしっかり確認し、戦略が明確でなければ、戦略からしっかり落とし込んでいくようにしましょう。
戦術の話が出来ても、戦略の話が出来ないと自分の市場価値は上がりません。マネージャークラス、売上をあげられるコンサル、社長として生きていくのであれば、「戦略」がどう言うものなのか自分の言葉で語れることが出来て、実際に戦略を立てられる訓練をするようにしましょう。
