- 広告運用について知りたい
- 広告代理店の運用方法をイメージしたい
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、広告代理店でどのように運用しているかについて理解ができます。
結論として、広告運用には、検索広告とディスプレイ広告があります。検索広告はキーワード調整と細分化、ディスプレイ広告はターゲット設定と予算チューニングが重要です。
そもそも運用広告とは?
そもそもなぜ、運用広告が必要なのでしょうか？
運用広告とは、管理画面を提供されて、KPIに合わせて誘導における単価や内容を自由に変えられる仕組みがあります。
以前は「純広告」といい、広告媒体側に原稿を入稿すると、一定期間は広告原稿や流入数に関わらず広告を掲載していました。広告効果が悪いと止めたり、状況に応じて広告原稿を変えたりと自由に調整を効かせにくい状況でした。
そこで、技術の発展により出稿主自身が、広告原稿を変えたり露出のボリュームの調整を出来る様になりました。それが運用広告です。運用広告により、より効率的に効果を最大化できるように調整できるようになった、と言うことですね。
では、運用広告にはどのような種類があるのでしょうか。
運用広告には、大きく分けて2つあります。
●リスティング広告
●ディスプレイ広告
以下説明します。
●リスティング広告
GoogleやYahooのリスティング系広告です。検索キーワードに対して、広告が出稿されます。検索広告は、検索している人の検索意図を把握して、ニーズに対する解決策として商品を伝えることが大事です。
●ディスプレイ広告
facebookやInstagram、Twitterといったディスプレイ広告があります。GoogleやYahoo!にもディスプレイ広告はあります。（YDN、GDNと言います）
運用広告で共通することは、世代や興味関心の親和性が高いユーザーに広告を配信し、インパクトのある訴求を与えられるかです。
では、もっと何ができるか、について細かく説明します。
リスティング
リスティングは、ユーザーが検索するキーワードに対して広告を出稿できます。ユーザーの検索キーワードは多岐にわたるので、「部分一致」の形で、そのキーワードに含まれるキーワードが検索されたら出稿されるようにします。
ユーザーの検索キーワード（検索クエリと言います）は様々です。ですから、検索キーワード1語1語に対して広告の設定をするのは現実的ではないので、「部分一致」や「フレーズ一致」と呼ばれる、単語を含めた場合に広告を表示するような出稿形式を取ります。
広告最適化の手立てとしてはいくつかやり方があります。
・キーワードにおいてグループ分けをして、TDやリンク先を変える
・エリアに応じて、配信量を調整出来る
・年代に応じて、入札量を調整出来る
・自動化の仕組みを使い、CV最適化、CPA最適化、Click最大化を選ぶことができる
リスティングの配信方法については自動最適化の機能を使って配信を任せると良いです。自動最適化には、コストをCV最適化するのか、獲得効率を考慮したCPA最適化、誘導効率を重視したClick最大化を選ぶことができます。
キャンペーン単位で予算調整を行うのですが、キーワードが増えた場合に、それぞれのキャンペーンでキーワードが重複しないように設計するのも重要です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告に関しては、WEB媒体にて用意された広告枠の中で、ターゲットを定めて広告を出していきます。興味関心や地域などに対して、性別年齢を絞って広告の露出を調整します。
広告媒体には facebook、instagram、twitter、facebookは特に、興味関心のデータ他、いいね！しているページなど精度が高いターゲティングか可能なため、b to b系のビジネスにおいても有効です。
また仕組みとしていろいろ出来ます。
・コンバージョンに類似したユーザに対して広告を打つ
・滞在時間の上位２５％に出稿できる
・最終アクセスの経過時間から指定して出せる
・特定のページまで見たユーザに対してCV拡張
CV完了ではなく、物件詳細まで等
・エンゲージメントした人に配信
このコンバージョン類似配信は、効果が出るケースが多いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。広告の配信の仕組みについてまとめました。
リスティングとディスプレイと2つあって、予算の中でいかに効率的に配信していくか、検討していきましょう。
