- 心理学について詳しく知りたい
- 心理学のマーケティング活用方法について知りたい
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、心理学をどのように記事に活用していくかについて理解ができます。
心理学は、大枠として2つあります。
・基礎心理学
・行動心理学
です。マーケティングに活用できるのは基礎心理学です。その中でいくつか基礎心理学においてユーザの行動を促すのに使える切り口を一つ、お伝えします。
結論としては、「損失回避の法則」を使えば、損をしたくないという感情をコントロールすることが出来、結果として顧客の行動を促す一手となりえる、ということです。
では以下紹介しますね。
損失回避の法則
「損失回避」をご存知でしょうか?
人は、ものをするときに今する事は避けたいと言う心理が働きます。
ですから何かものを購入するとすると、高額な商品や、ちょっと欲しいけど位の非常に購入意欲につながらない場合は、心理的ハードルを下げてあげる必要があります。
また、損したくないという心理になることを利用してキャンペーンをすることで売り上げアップを図るケースにも使います。
顧客に今申し込まないと損する、という感情を持たせることで購買意欲を高められる、ということですね。
損失回避の法則 活用事例
では損失回避の法則を具体的にどのように活用すれば良いのでしょうか?
例えば、活用事例は下記です。
•スポーツジムの契約においては、最初の1ヵ月間無料お試しキャンペーンを実施する
•化粧品であれば500円のサンプルを提供している、まずは使ってもらってから購入を検討してもらう
こんなかんじです。
ポイントを失効します、といったようなメールが送ってこられて、慌てて購入をした経験はありませんか?損したくないと思う心理というのは、あなり行動にパワーを与えますよね。
ボクの体験した損失回避の法則の事例
さて、ボクの体験した損失回避の法則を、いくつか事例として紹介します。
・航空会社からのポイント失効の事前メール
航空会社のマイルを貯めていて、マイルが失効します、と言うメールが来た瞬間、「これは損してしまう」と思い、急いでマイルを航空券に変更しました。
出張で頑張って貯まったポイントを失効する・・はやく航空券か、商品に変換しなければ損をしてしまう。損をすることに対する行動喚起は、本当に強い力があるな、と体験しました。
・秋葉原で、時計の限定セールに引っ掛かった
また、以前秋葉原でショッピングをしていた時のことです。路上で、お店の前に売り場を構えて、期間限定で時計の閉店セールをしていました。
10,000円の時計が、1000円前後の値段で、非常に安い値段で時計を売っている状況です。秋葉原で目の当たりにしました。
結局私は時計を買ってしまったんです。なぜなら、今買わないともったいないと思ったからです。
そしてその翌週。また秋葉原に買い物に行きました。
すると•••
翌週も、その閉店セールは行われていたした。その時、やられたと思いました。結局、閉店せずにずっとセールをしているんですね。
このように人は損をしたくない、結果として買ってしまうと言う心理が働きます。
それ以来、私個人的には閉店セールを信じなくなり、極端なセールではあまり買うことがなくなりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
心理学の活用の仕方は色々ありますが、今回は損したくない、というケースにおいて事例をご紹介しました。
事例をもとに、ご自身のマーケティングに是非活かしてくださいませ。