マーケティングにおけるチャレンジャーの戦法【リーダーの矛盾を責める】

WEBマーケティング 転職
  • マーケットリーダーの戦略を知りたい
  • リーダー企業に対する戦略を練りたい

このような方向けて記事を書きます。

この記事を読めば、チャレンジャーとしての企業が、リーダー企業に対して、どう対応していくか理解ができます。

なぜ戦略が必要か?

なぜ戦略が必要なのでしょうか?

誰に何を、の戦略がなければ、マーケティングが成り立たないからです。ただ目の前にあるやれることを実施していくだけだと、大きな市場を得ることができません。

リソースを最小限、最大限に活用し、コストパフォーマンスを最大化させましょう。勝てる見込みのある戦略が必要です。なので、戦略を立案して実行することが成功の鍵になります。

リーダー企業が戦える手法として、「矛盾」があります。この矛盾をつくことができれば、リーダー企業に対して隙間を作ることが可能です。

リーダー企業の矛盾を突くマーケティング戦略

では、リーダー企業に対して矛盾をつく戦略とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか?事例を元に理解して、自社の戦略に活かしていきましょう。

ジョージアとワンダー

例えば、缶コーヒーのジョージアとワンダーについてです。

ジョージアのコンセプトは、いつでも、といったコンセプトです。一方で、ワンダーは朝専用の缶コーヒーを打ち出し、飲みやすさやキリッとするのどごしを訴求軸としてアピールしています。このワンダーは「朝」に限定することで、ジョージアの「いつでもどこでも」とは矛盾するため、ブランドコンセプトとしては模倣を回避した戦略であると言えます。

吉野家

うまい・はやい・安いの吉野家に関しても、安いイメージがありますから、高価格帯は売れにくくなりますよね。ですから、安さで戦うことが基本戦略になっています。

しかしすきやなどは、安さというよりも新しい商品の投入という吉野家とは別の戦略をとり、業績の推移としては、結果すき家のほうがよかったりします。

メルカリ

うまく矛盾をついて、リーダー企業の模倣をおさえたのがメルカリです。

CtoCの売買ビジネス分野においては、Yahooオークションがリーダー企業でした。しかし、メルカリは「フリーマーケット」の部分で大きな成長を遂げています。一見、Yahoo!オークションと重複するサービスですが、メルカリはなぜここまでユーザーに受けいれられ業績を伸ばすことが出来たのでしょうか?

それは、以下の理由です。
・値を決めることによる即決で、取引にスピードが上がる。
 すぐに手にはいる。出品者にもお金が入る
・出品の簡単さでユーザーの支持を集めた。分かりやすさ。
・匿名発送が可能。女性のニーズを掴む

オークションは、入札形式なので、値を決められないという、フリーマーケットに対する矛盾があります。ヤフオクは即決の機能があるのでフリマ要素はあるものの、加えてフリマモードというサービスを出し、結果として分かりにくくなりました。

簡単ですぐに売買ができて、匿名も可能。わかりやすさでYahoo!の入札形式の矛盾につけこみ、規模を拡大に成功したメルカリも、矛盾をついた戦略を取ったと言えるでしょう。

なおWEB マーケティングスキルを10倍高めるため方法を別の記事でも書いてます。こちらもぜひ確認ください。→→ブログはビジネススキルとWEB マーケティング力を圧倒的に向上させる【今すぐ始めるべき】

まとめ

いかがでしたでしょうか。

矛盾を突いていけば、何かしらリーダー企業に対してチャンスがありますよね。

ノープランで戦っていくよりも、作戦を立て、ここなら行けるんじゃないか、リーダー企業の模倣を防げるのではないか、と言う穴を見つけて攻め込むのが、戦略論のセオリーになっています。

ぜひ活用していきましょう。

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