- 確定拠出年金について知りたい
- 節税をうまくやっていきたい
- 資産運用老後の資金を準備したい
このような形に向けて記事を書きます。
この記事を読めば、節税の方法や確定拠出年の違いについて理解ができます。
なぜ節税必要なのか?
会社員の場合、働いて給料をもらっていると思います。給料から税金が差し引かれていますが、何にいくらぐらい税金に引かれているか把握できていますか?
あー給料明細からなんかひかれているな。月30万円で、よーわからんけどなんか保険とか引かれて、手取り20万くらいです、ってなってませんか?
これ良くないです。
税金はいくら払っていますか?いくら節税できそうですか?
もしかしたら、損してませんか?
累進課税制度の仕組みを取り入れているので、年収500万円前後の収入の場合、税金は所得に対して所得税が20%、住民税が10%引かれる形です。
つまり500万円の収入があったら年間100万くらい税金に支払っている形になります。そして、この税金。サラリーマンでも節税することが可能なんです。
どうですか?「節税したい!」って思いますよね?
確定拠出年金とは?
そこで出てくるのが、確定拠出年金です。
カクテイキョシュツ?
難しい言葉ですね。もうこの言葉から想像がつかない単語が出てきただけで、思考停止に陥る方もいると思います。ボクもそうでした。
でも簡単にまとめるのでもう少しお付き合いください。
確定拠出年金とは、簡単に言うと「年金を自分で準備しよう」と言う考え方です。
実際年金は、国民年金や厚生年金がありますよね。想定している金額を、老後にもらえるとは限らないと言われています。そんな中リスクヘッジとして追加で年金を自分で準備しましょうと言う考え方です。
確定拠出年金で貯めたお金は、節税対象になります。
毎月数千円から数万円積み立てる形です。合計金額が税金の除外対象となります。例えば月15,000円確定拠出年金に積立てるとすれば、12ヶ月で180,000円になります。
この18,000円から2つの種類の税金が控除の対象になります。
所得税の20%と住民税の10%が控除されるので、計算してみましょう。
180,000円× 20% + 180,000円× 10%
つまり
180,000円× 20% = 36,000円
180,000円× 10% = 18,000円
合計 54,000円
合計54,000円が、節税の対象となります。
1年間で5万4000円の節税って大きくないですか?
1回4000の飲み会に15回くらい行けますし、下手したら家賃1ヶ月分払えますよね。TV買えますし、靴なら2、3足くらい買えます。コートも買えますね。ブランドもののバックも買えるかもしれません。
それくらいの金額を節税できるんです。
もっというと1年で54,000円なら、10年で540,000円、20年で1,000,000円を超える節税になります。
毎月使える金額は当然積み立てるので小さくなります。しかし、20年の長期で考えた場合に、積み立てることで100万円自分の所得が上がると言う考え方もできます。かなり大きいのではないでしょうか。
ちなみに、確定拠出年金は、いくつか種類があります。企業型と個人型。個人に関してはiDeCoといいます。それぞれいろんな種類があるので今後調べていきます。
確定拠出年金のリスク
確定拠出年金のメリットを記載しました。デメリットも当然あります。それは60歳を超えるまで引き出せない事と、手数料を管理会社に支払うことです。
60歳まで確定拠出年金は支払えない
手元にお金が必要な場合や、まとまったお金が必要な場合に、積み立てをしていることでお金がない状態になってしまうということが1つデメリットとしてあげられます。
なので手元にある程度余裕を持った上で確定拠出年金の積み立てをやっていく必要があります。ライフプランニングをしっかり立て、いつ何にお金を使うかを計画的にしましょう。
手数料がかかる
毎月数百円ですが、細かい手数料がかかります。
確定拠出年金のお金を預かる会社への手数料と、国民年金連合協会に初期で千円ちょっと、月に百円前後かかります。
口座を開設する証券会社・銀行の手数料を確認し、全部でいくらかかるかは確認するようにしましょう。
なぜ確定拠出年金があるのか?
なぜ確定拠出年金ができたのか?
そもそもの意義もお伝えしておきます。
冒頭でも書きましたが、政府の意向です。
年金が今後保証されない状況になってきており、国民それぞれが自分で年金を準備すると言う考え方を浸透させたいという国の意向があります。
その中で自分でお金を積み立てて、節税の対象にすることができれば国民が積極的に自分でお金を貯めるだろうと言うことですね。
自分の命は、自分で守りましょう。その分自分で貯めた人は税金を少なくしていいですよ、ということですね。
ざっくり月2万円弱を20年貯金して、本来税金として納めるはずだった100万円が戻ってくると考えると、有益な制度と言えるのではないでしょうか。
まとめ 確定拠出年金はライフプランを立てた上で積み立てましょう
いかがでしたでしょうか。
年金に対して拒否反応がある方もいるかもしれませんが、節税になると考えると非常に大きな節約じゃないでしょうか。
月2万円弱の積み立てで、20年で考えると1,000,000円の節税効果。
さらに結果的には貯金ができるという形になるので、今使う必要があるお金にそんなに困ってない方は有益な制度ではないのでしょうか。ただし、手数料は確認しておきましょう。
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