- 問題解決において良い解決策が見つからない
- 企画などで面白いアイデアが浮かばない
このようなお悩みを持つ方に向けて、記事を書きます。
簡単に言うと、立場を変えて考えるとアイデアが溢れ出るように出てきます。
この記事を読むと、ラテラルシンキングの「立場を変えて考える」ことで、これまで思いつかなかったアイデアを出せるイメージが出来るようになります。
なぜ必要か?立場を変えて考えるラテラルシンキング
そもそもなぜ視点を変える必要があるのでしょうか?
アイデアを出すときに、自分目線でまずは考えます。それが考えやすいからですね。
ただ「それだけ」だと、どうしても内容が偏ってしまい、斬新なアイデアが出てこない事もあります。
そこで、ラテラルシンキングを使います。ラテラルシンキングは、ロジカルシンキングと相反する考え方です。
水平方向で物事を捉えていくことでより新たな視点でアイディアが出せると言うものです。
※ラテラルシンキングについて詳しく知りたい方はこちら
自分視点で考えるよりも、別の価値観を取り入れ、全然違うアイディアを出します。
ラテラルシンキングで、立場を変える
方向性の異なる切り口を出せるようなコツとして、立ち位置を変えて考える事で視点を切り替えるとお伝えしました。
自分視点に加えて、相手と、第3者と3つがあります。
<ラテラルシンキングで立場を変える>
・自分視点
・相手視点
・第3者視点
これだけだと概念はわかりますが、イメージするのが難しいので具体的にブログのケースに当てはめて書いていきます。
「ブログのアクセスを稼ぎたい」と言う事例で考えていきます。
ラテラルシンキング:自分視点
自分の目に見える状態で、考えていきます。
まずは自由に、思いつくことを洗い出しましょう。
例)自分視点でアクセスを上げるアイデアを出す
よりアクセスを改善していくためには、キーワードに対してしっかりブログが書かれているかリライトしていくと良いです。
また被リンクをつける事で、記事の評価を押し上げていく形になります。リライトの際に対応していくと良いです。記事を上位表示させたい場合は被リンクをつけると良いので。
ラテラルシンキング:相手視点
一度相手の立場に立ってアイデアを出すイメージです。
ターゲットとなる相手と過去コミュニケーションした内容を思い出し、反応をイメージしましょう。
「こういう形で内容を作れば、喜んでもらえるかもしれない」と思って対応しましょう。
ブログのアクセスを増やすために、「相手目線」で何を書くか考えてみましょう。
・相手 ・・・ブログ初心者で記事を書いている人
・提案内容 ・・・ブログのアクセスを増やす
・知りたい事 ・・・?
相手が知りたい事はなんでしょうか。
こう言う場合は、相手に直接聞いちゃったほうがいいです。
相手視点を使うと、そもそも相手が知りたい事は何か?を考える必要があります。
ブログ初心者でいうと、ヒアリングした結果、いつも言うのは「何の記事を書けばいいかわからない」という事です。
なので相手目線に立って書くにあたり選ぶコンテンツは「記事のネタを選ぶ方法」となります。
このように相手の立場になって考えたときに相手がどういった疑問があるのか、どういう答えを求めているのかを考えると良いです。
ラテラルシンキング:第三者視点
自分の立場とは別に、第3者の優秀な方の意見をもらうイメージでシミュレーションしてみましょう。
相談すると、良いアドバイスをくれる人っていませんか?
その良いアドバイスをくれる人に頭の中で相談してみて、どんなアドバイスをもらえるかを考えましょう。
ユング心理学の「直感タイプ」「論理タイプ」「共感タイプ」「感覚タイプ」で考えると網羅的にアイデアを出すことができます。
ユング心理学を使ったコンテンツの作り方はこのブログで記事を書いたのでご確認ください。
では、第3者視点を使ってブログのアクセスを上げる方法を考えてみます。
・論理タイプの人に相談したとしたら
おそらく目標の数値とKPIを分解して、どのキーワードに設定して、それをどのように記事を書いて、いつごろまでに何ページ集めるのかのKPIを立てるべきだと言うアドバイスをもらえるんじゃないかと思います。
・直感タイプの人に相談したとしたら
そこ?と言うようなアドバイスをもらえるでしょう。
具体的にはブログではなくYouTubeをやったほうがいいんじゃないとか、もしブログをやりたいんだったら、自分じゃなくて2歳の子供が記事を書いている風のイメージで考えたらどう?とかですね。
・共感タイプの人に相談したとしたら
自分が心が動いた記事などをきっと参考に紹介してくれると思います。例えば北欧暮らしの道具店で、商品を紹介するときに、すごくストーリーを設けていろんな角度から使ってみた感想やその時の感情などをビジュアライズ化して伝えるような記事がいいんじゃない?
ビジュアライズについてはこちらに記載しているので、ご確認ください。
・感覚タイプの人に相談したとしたら
現実主義なので、目に見えるものでしっかり足場を固めていくような提案をしてくれそうです。
例えば、今の記事を活かすために導線改善や、サイトの構造をわかりやすくするために改修、タイトルやリード文、検索結果の際に表示されるディスクリプション分を変えるなど、現実的に少し変えることでブラッシュアップできるような改善提案をくれそうです。
このように視点を変えるとアイデアが出やすくなります。周りの優秀な方達に、どういった提案をしてくれそうかを考えると、異なる切り口でアイデアが出せるようになります。
大体周りにそういったタイプの人のイメージがわくと思うので、仮にその方に相談をした場合に、どういうアドバイスをもらえるのかっていうのは考えてみましょう。
そもそもここに関しては自分で考えなくても相談すればいいと言う話もありますので、可能であればそういった仮説を立てた状態で、相談して自分の仮説が正しかったかは確認するとより自分で考えを深めることができます。
まとめ 立場を変えてラテラルに考える
いかがでしたでしょうか。
自分の立場を変えて視点を変えることで、発想しすくなり、かつ網羅的に考えをまとめられるようになります。
視点を狭めて考えるのでなく、水平に視点を入れをすることでクリエイティブな発想ができるになります。
ラテラルシンキングの1つですね。
自分の中で何人か違う人が考えた場合のイメージをして、壁打ちを押しながらアイデアを出していきましょう。
大体周りにそういったタイプの人のイメージがわくと思うので、仮にその方に相談をした場合に、どういうアドバイスをもらえるのかっていうのは考えてみましょう。