- 大きな成果を出すアイディアが浮かばない
- やること成すこと、想定の範囲で面白くないと言わてしまう
- もっとアイデアを早く面白いものを出したい
そのような悩みを持つ方に向けて、この記事は書きます。
ラテラルシンキングの方法の1つである、鳥の目・虫の目・魚の目を使って、視野を広げ、アイデアを出す方法をまとめました。
なぜ複数の視点を持つべきなのか?
企画やアイデア、記事を書く際にあたって、視点の変えて考えると非常に仕事を進めやすくなります。
なぜなら複数の視点を持つことで、色んな切り口でアイデアを出せるようになるからです。
例えばボクは、コンサル歴10年で副業をやっています。
日々クライアントに売上をあげるための企画やアイデアを提案しています。
その際に、この視点を取り入れて提案のアイデアを考えた結果、それまで戻しばかりもらっていた提案書において、一発OKが出るようになりました。
結果、生産性が大きく上がります。
4つの視点(虫・鳥・魚)
以下4つの視点について記載します。
<4つの視点>
■虫の目
直面する問題に対してどう解決するかを考える
■鳥の目
全体を俯瞰して見ることです。
業界/地域 を意識してみる
■魚の眼
物事の流れを意識して問題を解決する形で考える
■コウモリの目
コウモリの目は、逆の発想で良いアイデアが出ないか、考える方法です。
以上です。
ただ、問題があります。
概念はわかるけど、自分で実行しようとしたら使い方がわからない・・
このままでは、どのように使えばいいのかイメージしにくいと思います。
ですから具体的な例をあげながら補足しますね。
ラテラルシンキング4つの視点:例題
例題として何を選ぼうかいろいろ検討しました。
先日保険をやっている友人から、集客の相談を受けました。
それを例に使ってみます。
相談というのが、
「どう保険の営業で売り上げを上げるか?」テーマでした。
<保険の営業で売り上げを上げるには?>
・体幹トレーニングのレッスンを行い、集客をする
友人の紹介は限界があり、ストレートに保険に勧誘すると嫌われるため。
自然に出会ってから信頼関係を築いた後に、保険の説明をしたい
・ターゲットは看護師に絞る。
理由は、制約率が高く、生命保険の単価も高いため
上記に対して集客を増やすためのアイデアを考えるべく、ラテラルシンキングである鳥の目・虫の目・魚の目・コウモリの目を使いました。
ラテラルシンキング:虫の目でアイデアを出す
まず保険の営業に対して、虫の目で考えました。
狭く深く考える、ですね。
虫の目を使って看護師を集めるためのアイデアは、下記です。
・看護師の契約者に紹介してもらう
・看護師が、興味がある内容を聞く
看護師の人を集めたいので、すでに看護師の契約者がいるのでその人から紹介を受けるのは普通に考えられますよね。
そして、虫の目なので「一次情報」をとることも重要です。
そう考えると、直接看護師になることや伝えたい内容をヒアリングすると良さそうです。
例えば、メンタルケアのニーズが高いかもしれません。
理由は、女性でありかつ精神的にも負荷のかかる大変な職場だからです。
このように、直接ヒアリングしてニーズや悩みを知ることができれば、それを解決する方法を考えれば良さそうです。
ラテラルシンキング:鳥の目
一度虫になって考えてみたので、次は鳥になって考えてみます。
鳥は業界や全体像、地域など、そもそもの部分で考えます。
<鳥の目での切り口>
・売上金額とKPIは?
・看護師は、地域にどれくらいいるのでしょうか?
その地域に限る必要はあるのでしょうか?
・そもそも看護師が良いのでしょうか?
近しいターゲットで効率よく獲得できる方法はないのでしょうか?
売上については、預かり金額に対して3か月分が報酬のため、5万預かれば3ヶ月で15万円。月4人なので60万円が目標です。
そしてフローを分解します。
体幹トレ→説明アポ→保険成約
アポから成約までが50%とすると、月のアポは8人が必要。そのためには体幹トレを80人やる必要があります。月80人を集めるはなかなか厳しいね。。と言うことがわかります。
そもそもの体幹トレを看護師でやる戦略が、勝てる戦い方じゃないかもしれないです。
看護師ではなく、医療系と言うくくりで薬剤師などもふくめ、婚活イベントを開催してするのも良さそうです。
ラテラルシンキング:魚の目
魚の目としては、動きがトレンドに着目して考えていきます。
最近は年金の金額支給が減り、資産運用に注目が集まっています。トレンドですね。
ですから、集客において体幹トレーニングじゃなくて、お金のセミナーだっらアポ率が上がる可能性があるのではないでしょうか。お金のセミナーにするとか。そもそも1人で集客するのではなく、資産運用のセミナーをしてるファイナンシャルプランナーと手を組むとか。
看護師は給料が500万円を超えるケースが多く、世の中的には比較的高収入と言えます。もしかしたら、今お金たまるので資産への勉強会のニーズが高いかもしれません。
ラテラルシンキング:コウモリの目
コウモリの目は、逆の発想で良いアイデアが出ないか、考える方法です。
・そもそも目的は?
・それって意味ある?
そもそも自分が集客をする必要があるのでしょうか?
「集客をしない」という戦い方はないのでしょうか?
例えば、すでに看護師を集めている団体と手を組めないか考えてみてはどうでしょうか。
・看護学校や病院と提携して、保険を紹介してもらえないか
・婚活サービスと手を組めないか?
・資産運用の勉強会をしているファイナンシャルプランナーとセミナーを共同開催できないか?
このように逆の発想で「自分が集客をしない」という切り口で考えれば、アイデアが出てきます。
まとめ 視点をかえるとアイデアが出る
いかがでしたか?
虫・鳥・魚・コウモリの目で考えると視点が変わり、アイデアを出しやすくなります。
コンサルであれば改善案に、企画であればアイデアに。ブロガーであればブログを書く記事のネタ選びやコンテンツの内容に。アフィリエイトであれば商品の魅力を伝える切り口に。
様々なシーンで活用できるので、ぜひ実践で使ってみてくださいね。