- PHP言語について知りたい
- PHPについてわからない
- 動的なプログラミングの必要性を知りたい
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、PHPの概要や動的なプログラムのイメージについて理解ができます。
なぜPHPが必要なのか？
そもそもphpとは何で、なぜ必要なのでしょうか？
結論としては、phpはサーバーサイドで動くスクリプト言語であり、表示とデータの受け渡しをする役割を持つため必要です。
WEBページの表示は、基本的には静的に表示されています。静的とは、データの内容は変わらず動きのないもの、という意味合いです。
実際に通販サイトなどでは、データベースから数字を取得して加工し、表示されています。例えば通販サイトのお買い物カゴの購入金額の表示は、データベースから加工されてデータが表示されています。
表示とデータのパイプ役を果たすPHPが、データベースからデータを抽出して加工し、HTMLやCSSを生成して表示しています。サーバー側で、データを取ってきて表示させる動きのことを、サーバーサイドと呼ばれています。
このように、ユーザの目に見えないところで、ゴリゴリとデータの取得や加工などの動きをしているのが動的なプログラミングであり、PHPを始めとしたプログラミングです。
PHPの具体的な使われ方
phpは、どのように使われているのでしょうか?
ECサイトで、データをとってきて表示させるような仕組みの部分や、WEBページの生成する部分や、ワードプレスに関してもphpが使われています。
ワードプレスはCMSであり、ユーザが固定ページを作ったり記事ページを作る、その内容が静的にphpで表示されています。
CMSで登録する内容を動的に表示させているのがphpになります。
他のプログラミング言語との違い
phpは、JavaやPythonやその他言語とどう違うのか、気になりませんか？
まず phpとJavaScriptとの違いとしては、JavaScriptはブラウザ側で動く機能が多いですが、phpはサーバ側で動きます。動く場所と目的が違うと言うことですね。
次にJavaとの違いです。大規模なシステムで使われることが多く、phpは小回りの効くWEBアプリケーションで、使われるケースが多いです。理由としては、phpはインタプリタ言語のためコンパイルの作業が不要であり、プログラムの制作スピードが高まるからです。保存したら、すぐ反映されますからね。インタプリタ言語なので、一行一行を機械が解釈します。ですから、処理スピードはコンパイル言語よりも劣ります。また、スペルミスなどのミスがわかりずらく、実行したとき初めてエラーが起きます。
一方で、Javaはコンパイル言語だと、実行前に構文チェックが入るので、エラーは未然に防ぐことが出来ます。大人数の大規模開発だと、コンパイルでチェックを行えるので、phpをはじめとしたインタプリタ言語よりも安心ですよね。
一方で、コンパイル言語は、制作スピードは落ちるといえるでしょう。コンパイルが必要になりますからね。
ちなみにPythonはインタプリタ言語です。Pythonは、機械学習型のライブラリーが充実しているので、AIや機械学習の分野で活用されるケースが多いです。
このように、プログラミング言語により得意不得意、メリットデメリットがあるので、状況に応じて言語を選択して組み合わせて作っていく形ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
PHPを使うことで静的な表示だけでなく、動的に表示する仕組みや、JavaScript、Javaやpythonとの違いも理解できたのではないでしょうか。
phpついてはまだまだ需要がある言語です。一通り基礎は理解しておくと、今後武器になりえるでしょう。
