- 議論してアイデアを出したい
- 打ち合わせをする際に活発な議論をしたい
- チームでアイデアを出していきたい
このような方に向けて記事をかけます。WEBマーケティングの課題において、議論に強くなる方法をイメージできます。
なぜ議論に強くなる必要があるのか?

そもそもなぜ議論に強くなる必要があるのでしょうか?WEBマーケティングの企画実行は、チームで行う場合が多いです。
個人のアイデアでマーケティング施策を行うよりも、複数人でアイデアを出した方が、良い物を生み出せる確率が上がります。
ですからチームもしくはクライアントと一緒にディスカッションすることで、より良いものが出来上がっていきます。
提案だけではなく、議論の場で何かを生み出す能力が、重要です。
WEBマーケティングのディベートのコツ
どのように議論すれば、相手の力を引き出し、良いアイデアを出せるのでしょうか?
そのコツをまとめますと、下記です。
- 相手のアイデアの余力を残しておく
- いくつかの視点で相手から出たケースを考えておく
- 投げかけは案まで含めて
以下詳細です。
相手が考える余力を残す
1から10まで隙間なく提案すると、相手が受け身になってしまい、議論が発展しません。
ツッコミどころや余白を残した状態で、あえて詰めが甘い状況を作っておくのもひとつの手です。WEBマーケティングにおいて、改善の具体案を提案するとします。
代案を作りこまずに、まずは方針を検討する形で文章を作り込まずに、会話に見出しで方針だけ作っておくと、詰めが甘い状況ですが議論が深まる形になります。
あえて作りこまないでディスカッションに持ち込む進め方も1つあると言う事ですね。
相手からアイデアが出たケースを想定する

相手からどのような質問やアイデアが出てくるのか予測した方が良いです。
提案を持っていく場合には、自分たちがどのように提案するかを重視して、どういう質問が来るかをを考えていないケースがあります。
よくボクも質問を受けていて、回答に詰まったケースがありました。ある程度事前に想定しておくということが、ディスカッションが深まるポイントになります。
多面的に考えておく
では、どのような準備をしていけばいいのでしょうか。
それは、多面的なアイデアが出るように、複数の視点で質問を考えておくと良いです。
例えば顧客視点、反対視点、感情的に見る視点などです。この複数の視点を持つと多面的に考えられるので良いです。
制作したページにおいて分かりにくい商品の説明があったとして、まず客の声を参考に悩みの内容を書いたり、顧客の声を口コミとして入れたり、といったアイデアを考えると良いです。
この際、全て考えたことを伝えるのではなく、メモを自分の中で持っておいて、その場でアイデアが出た見せ方をすると、瞬発力がある人と見られますし評価も高まりやすいです。
投げかけは案まで含めて
いろんなポイントを投げかけたときに、困らせると良くないです。その際に、こうしましょうか、の案まで出すと、相手も選択肢が広がります。
この件に関しては、まだ何も決まってないんですが、どうしたらいいですか?と聞くのはよくないです。
他のものから進めましょうか、と逃げ道を作ってあげる、と言う事ですね。
ボクもこの前、クライアントとの打ち合わせで、一つ不明な部分があってそこで見積もりどうしましょうか?とマルッと投げかけて聞いてしまいました。この辺の要件が具体的にまだ決まってないんですけど、一旦こちらでまとめて見積もりも合わせてご連絡しようかと思うのでどうしたらいいですかと?といったような形です。
まるっと何も要素がなく聞いてしまうと、相手は回答に困ってしまいます。この体験を通して、一旦折衷案や対応案までセットで議論するべきだ、と学びました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
WEBマーケティングにおいてディスカッションを深めるためのコツをお伝えしました。
チームで進める事で良い発想やアイデアが生まれます。チームメンバーやパートナーを巻き込んで、クライアントも巻き込んで、アイデアが湧き出るチーム作りを目指しましょう。
WEBマーケティングはチーム戦である。