- コンテンツSEOの対策をしたい
- SEOの基礎を知りたい
- コンテンツSEOでどのような手順でやればいいかイメージしたい
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、コンテンツSEOにおいて、どのような対応をしていけば、ユーザの検索意図を把握した状態で、コンテンツを作れるかについてイメージができます。
結論としては、検索意図を把握するために、キーワードを分解したキーワードマップが必要です。キーワードマップの作り方としてはビック・ミドル・スモールの3つを意識しながらカテゴライズしましょう。
そしてユーザーの検索後の行動に当たる「知りたい」「行きたい」「買いたい」「やってみたい」を意識して分類していきましょう。その後、コンテンツを作っていくイメージです。
以下、今回はキーワードを分解までをお伝えします。
なぜキーワードマップが必要なのか?
そもそも、なぜキーワードマップが必要なのでしょうか?
結論、キーワードにおいてどんなニーズがあるのかを分解して把握するために、キーワードマップは必要です。
なぜなら、掛け合わせキーワードが少なければ少ないほど、検索意図は多様化してユーザー自身の検索ニーズも、曖昧な場合が多いです。
例えば、「料理」であれば、
- 料理教室に行きたいのか
- レシピを知りたいのか
- おいしい料理のお店に行きたいのか。
わからないですよね。
「料理」という主語に対して述語が分からない状況です。なのでユーザーが何を求めているのかわかりません。
このように、キーワードの掛け合わせが少ないと、様々な検索要素が考えられ曖昧になります。
構造化することで全体の評価が上がる
ではどのように検索意図を明確化するのでしょうか?
それは、キーワードを分解して構造化すると良いです。
その分解の仕方としては2つあります。
- ビック・ミドル・スモール
- 行動で切り分ける
以下詳細です。
ビック・ミドル・スモール
具体的に構造化の方法としては、1つの検索キーワードを分解します。考え方として、ビック・ミドル・スモールの3つに分けられます。
キーワードの分類については、以下の記事に記載してるのでご確認下さい。
キーワードの種類
キーワードの分解の方法として、「行動」で切り分けるとすると、進めやすいです。
- 知りたい(Knowクエリ)
- 行ってみたい(Goクエリ)
- やってみたい(Doクエリ)
- 買いたい(Buyクエリ)
です。
これはGoogleが提供している、ユーザーが行動しやすい4つの瞬間として定義しているものです。
この検索キーワードで分解できているかという視点で立った時に、抜け漏れがないか、他に何があるかの基準に立ってみましょう。
「知りたい(Knowクエリ)」に関しては、「〜とは」「一言で」「基本」といったキーワードが掛け合わせで考えられます。
「やってみたい(Doクエリ)」に関しては、手法や簡単・方法・といったキーワードが考えられます。他にも、「コツ」「基本」「やり方」「注意点」なども考えられます。
「行ってみたい」に関しては、地図のマップが開く形で、地域掛け合わせや、店舗に関連するキーワード(例えば整骨院や居酒屋等)などが考えられます。
「買いたい」においては、オススメや口コミ、評判、比較、費用、キャンペーンといったキーワードが考えられます。
このように、4つの行動パターンがある、と参考として理解できていれば、キーワードの分解がしやすくなりますよね。
キーワードマップの作り方
キーワードを分解が出来たら、マッピングしていきます。3つの分類(ビック・ミドル・スモール)の考え方と、4つの行動(Know・GO・DO・BUY)を参考に、分類していきましょう。
このキーワードに関しては、実際に自分でキーワードを考えると言うよりも、既に検索をされているキーワードに対して整理する基準として使うのが効率的ですし、実際のデータに基づくので間違いがないです。
手法としては、ミエルカだったり、Googleの関連キーワードなど方法はいくつかあります。自分がやりやすい方法で実施していきましょう。
競合他社がどのようなキーワードで集めているか
上記はフレームワークから考えていくことも重要ですが、もっと大事なのは実際の生データから整理することです。
「今」「実際のユーザーが」必要としている情報ですから、何よりの証拠ですからね。
競合サイトの流入キーワード状況を確認しましょう。
ツールを使いましょう
ツールを使って、競合としているサイトの対策キーワードを確認しましょう。これはAhrefsや、Simillerwebなどのツールから確認出来ます。
サイトの洗い出し方としては、上位表示している競合となるサイトをマークすると良いでしょう。
実際に検索してみましょう
実際に検索エンジンでキーワードを入れて検索して、上位に表示されているコンテンツがどのような検索意図に対して、どのような解決コンテンツを提供しているかを確認しましょう。
また、関連キーワードとしてサジェストキーワード(同様に検索されているキーワード)が表示されていますので、そちらも対策キーワードとしてピックアップしましょう。
その他、Googleのキーワードプランナーも、キーワードを入れるとサジェストキーワードが一覧ででてきます。
サジェストキーワードからキーワードを取り出し、整理してキーワードマップを作りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コンテンツSEOににおいて、キーワードマップの作り方と進め方についてお伝えしました。対策したキーワードに対して分解して、どのようなニーズがあるかを構造化しましょう。
その関連キーワードを把握した後は、検索意図を明確にして、良いコンテンツを作っていきましょう。
競合他社がどのような対策をしているかを把握して、検索結果に見合ったコンテンツで独自性を出し、上位表示を狙いましょう。