- 生産性が上がらない
- 効率的に仕事を進めたい
- 問題の根本解決をしたい
このような悩みをお持ちの方に、記事をかきます。
この記事を読むことで、
最小の労力で、生産性を何倍にもする方法
をイメージすることが出来ます。
結論、「イシュー」つまり解決すべき問題を見極めて、取捨選択することで生産性を一気に高まることが可能です。
本記事は「イシュー」について、具体的にイメージできるように記載します。
なぜイシューが必要か
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がむしゃらに仕事をしていて、
自分、仕事の効率悪いな…
と思った経験はありませんか?
一方で、効率良く働いていて、評価されているいる人っていますよね。
でも何故か、いつも自分は忙しく効率が悪い…
と思っているようであれば、その差は何なのでしょうか。
その答えの1つに、
「イシュー」を見極められていないことがあります。
イシューを見極めるとは?目からウロコのコツ
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イシューとは問いのことです。イコール、問題の内容とも言えます。この「解くべき問題」を誤って選択してしまうと非常にまずいんです。
例えば、コンビニを運営しているとして、とんでもなく売上が下がってきているとします。
この際、イシューをどう立てますか?
1)売上を上げるための対策はなにか
2)売上が下がっている要因はなにか
どちらが正しいイシューだと思いますか?
答えは、2)です。
仮に1)で考える場合、
・新しい商品を仕入れる
・道路沿いにある看板のサイズを大きくする
・近隣の住宅街でチラシを配る
などいろいろ考えられますね。
ただ、根拠もなく優先順位がつけにくいです。そもそも施策が効果的かもわかりません。
2)で考えた場合、
・主要ターゲットの30代の利用が減っている
理由は、働き方改革により収入が減り、支出の見直しが浸透してきたから
とすると
30代の利用を増やすのは、なかなか難しいです。
30代の利用を増やす施策を捨てます。
一方で、仮に
・近隣に住むシニア層の利用は増えている
という状況があるとすれば、
・シニア向けの健康系ドリンクを充実させる
・和菓子を充実させる
と狙いが明確で可能性の高い対策を引き出すことが出来ます。
この様に、イシューが異なると動きが大きく変わります。
イシューを見極められると、圧倒的に生産性が上がる
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イシューについて把握しておくべきことは2つあります。
ビジネス書として有名な「イシューからはじめよ」と言う本からピックアップしました。
・本当に答えをだすべきイシューは100のうち3つ
それくらい、精査せよ
・犬の道には絶対にハマるな
本当に答えをだすべきイシューは100のうち3つ
イシューの数は、実は少ない。
イシューからはじめよ、では、
問題かもしれないと考えられている問題の総数100とすれば、本当に解決すべき問題は2、3個だ
と書かれています。
かなり極端な例を記載しますが、実質自分が今やっていることが正しいのか、そもそもやるべきなのかは、一度冷静になって見直すと、もっと効率が良いやり方を見つけられるケースがあります。
犬の道には絶対にハマるな
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また、著書「イシューからはじめよ」には、「犬の道にはハマるな」という記載があります。
犬の道とは何でしょうか?
犬の道は、簡単に言うと、労働量によって遠回りをしながら仕事をすることを意味しています。
この犬の道を避けることを考えないと、いつまで経っても忙しく効率があがらず、上司の評価も上がらない状態が続き、疲弊してしまいます。
一心不乱に仕事の量を増やして、仕事の質を上げようとしてもダメだということです。
イシューを見極める事例:エレベータの混雑
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概念の話を続けても、なかなか理解が進みませんよね。
なので、具体的な例を使って説明します。
例) 会社において、常にエレベーターが混み合い、社員に不満の声が上がっています。 社員の不満を和らげるための対策を考えて下さい。
ここで、対策はどの様に考えますか?
・エレベーターを増やす
・エレベーター自体を大きくする
・エレベーターのスピードを上げる
こういった対策が考えられるのではないでしょうか。
この場合、イシューは
「エレベータで移動する人の数を増やすためには何をすべきか?」
になりますね。
お金もかかりますし、時間もかかる。現実的ではないですよね。
一方で、別のイシューで考えてみるとどうでしょうか?
例えば下記A)のようにイシューを設定してはどうでしょう。
A)社員不満を和らげるためには何をすべきか?
A)で考えると、待ち時間があることが不満につながっている理由になるので、
解決策:エレベータの前にTVを設置する
が対策の一つにあげられます。
もう一つ、Bのようにも考えられることが出来ます。
B)エレベータで移動する人の数を減らすために何か策はないか?
B)で考えると、階段を使うメリットを考えれば良いですね。
そうすると、
解決策:階段で移動すれば何らかの特典を与える(食事券プレゼント等)
が対策の一つにあげられます。
このA)やB)ように、イシューを変えることで、全然異なる解決策が出ると思いませんか?しかも、簡単で生産性が高い施策をもっと考えられそうですよね?
つまり、イシューが良ければ、問題解決につながる簡単で良い解決案を考えられるということです。
やらないことを決めることに繋がり、結果としてムダをなくし生産性も上がります。
ですから、イシューを見極めることは、本当に重要です。
まとめ イシューを見極める意識を高めよう
いかがでしたでしょうか。
イシューを見極める意識を高めることで、生産性が上がるケースがあります。問題自体が変わり、手間がかかるやり方をやめる考え方にもつながるからです。
どうも自分は効率が悪いな…
と思うケースがあるようでしたら一度立ち止まって、本当に「イシューが正しいか」を考えでみるようにしてはどうでしょうか。