- 企画書の書き方がわからない
- 提案書の書き方がわからない
- シンプルに提案書をかけるなりたい
- 提案書のスピード上げたい
このような方に向けて記事を書きますね。この記事を読めば、提案書をシンプルに伝わる内容で書けるイメージができます。
なぜ企画書が必要なのか

そもそも、なぜ提案書や企画書が必要なのでしょうか?
ここでは企画書、提案書が同じような位置づけで考えます。
企画書と提案書は違うという方もいますが、問題に対してどう解決策をしていくかと言う点では、企画書と提案書は同義と言えます。
問題を解決していくには、アイデアを出して、複数の人数で共通認識を持って分担して動いていくことが重要ですよね。
コミュニケーションを取る際に、口頭だけでは課題感や伝わらず、共通認識が取れなかったりイメージができなかったりします。
ですから、企画書というひとつの「アウトプット」に落とし込むのが、提案書であり言語化が重要と言うことです。
提案書において、資料を作ることを目的にしてはいけないです。
ボクは、コンサル会社に10年勤めています。そこで今まで経験した中でよく言われていたのが、繰り返しますが資料を目的にしたらダメだと言うことです。
提案の本質は、問題を解決することであり、売り上げを上げることです。
提案書を作り込み、前段に時間をかけすぎると、提案の中身や精度に時間が取れず、本末転倒になってしまいます。
なので提案書を作っていく中で、資料を作ることを目的とするのではなく、中身の精度を上げるのが非常に重要です。
提案書に含めるべき要素

では、提案書に含めるべき事は何でしょうか。
それは下記ベースになります。
●目的
●現状把握
●課題抽出
●仮説
●改善案
●費用
●スケジュール
●効果試算(目標・売上)
です。
以下説明します。
目的
企画書には、当然目的があります。なので誰に対して何を提案していくのかを明確にしましょう。共通認識を持って何を話していくのかを明記するとがあります。
現状把握・課題抽出
次に、立てた目的に対して、何が問題かを明確にします。ここで現状把握としていくつか視点があるのですが、
・数字としてどうなのか
・定性的に見て実際にユーザがどう感じているのか
などを通じ、現状と課題を見ていく形で進めるとスムーズです。
また、実績として他にも同じような課題がないか、競合他社やもしくは業種がが違っても、確認するようにすると同じような問題が状況としてあることが伝わるので良いです。
仮説
次に仮説です。この問題はなぜ起きているのか、どういう理由でそうなっているのかを仮説を立てます。
仮説次第で、次の解決案の方向性の議論が決まります。何が問題の要因になっているのかを明確にする必要があります。
ディスカッションをすることで、課題解決の質が高まることは十分あります。完璧に立てる必要は無いのですが、ある程度「そうきたか」といったような企画を受ける側がない視点で仮説を出すと相手にも喜ばれます。
改善案
改善案としては、立てた課題に対して仮説を出して、それに対してどのように解決すればいいかをまとめます。
ここでは、私らがどのような形でその課題に対して改善を立てているかを軸にすると非常に良いです。競合他社や他社がどのような解決策を実施しているのかも、アイデア出しに非常に有効です。
また、立てた改善策に対し、また同じような状況で、他社に実績があるかどうかも重要です。実績がある施策であれば、成功する可能性が非常に高まりますし、企画が通りやすくなりますからね。
全く同じ実績でなくても、ある程度近い実績であれば、根拠として明確になるので、実績があるかどうかは確認するようにしましょう。
費用
何をするにも費用がかかります。ですからその企画を実現するためにかかる費用を明確にしましょう。もしページ制作であれば、企画らディレクション、デザイン、コーディング、検証等項目分けることで、何にどれぐらいかかるのか明確になります。ディスカッションもできますし納得感も高まります。
スケジュール
最後にスケジュールです。その企画を実現するのにどのようなスケジュールで実施されるのかを明示する必要があります。こちらも項目を細かくすることで、ある程度明確になります。
それぞれ細かくスケジュールをきめるというよりも、マイルストーンを決めて、複数の締め切りを作ることで、中間点が明確になり進行が可能になります。
例えばページ制作であれば、構成・デザイン・コーディング・本番アップといった分解をすることで、建設的なスケジューリングが可能です。
もし確認が多くかかる組織でしたら、その確認の数を決めてその分だけスケジュール組み込むと送れることが少なくなります。
効果試算
実際にその施策がどれくらいの効果があり、売上としていくら位になるのかを試算するようにしましょう。
効果検証の際は、その試算に対してどうだったのか、FBすることも重要です。試算の精度をあげていくことでシミュレーションも立てやすくなり、施策も進みやすくなるのでまとめるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
企画書や提案書を作るのに必要な要素を記載しました。必要な項目を網羅できていれば、提案書としては通りやすい構成になります。
基本的には、要素を組み込むようにして、企画書は作りましょう。