- ニッチャーとしての戦略を知りたい
- リーダー企業に対して、負けないもない形でマーケティングしていきたい
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めばニッチャーとして、どう戦略をとれば勝機を見出せるか理解できます。
戦い方としては、リーダー企業の真似をせずに独自の領域や強みを持ち、真似されないように実行していくことです。
なぜ戦略が必要か？
そもそも、なぜ戦略が必要なのでしょうか？戦略がなければ、リソースはどこに注ぎ込むか明確になり、結果として失敗する可能性が高まります。
どこに狙いを絞ることで、限られたリソースを活かせます。最小工数で最大限の成果を得られるのかの、コントロールが可能です。
ニッチャーの戦略は、3つに分けられます。
・関所戦略
・専門技術戦略
・専門市場戦略
以下説明します。
関所戦略とは
モノ作りにおいて、生産工程では必要だが、市場が小さく空いている市場の事。
関所と言うだけあってないと困るけど、市場が小さいという事ですね。
専門技術戦略とは
専門的な技術で戦います。特許や専門技術を強みとして市場を囲い込む事です。
専門市場戦略とは
競争相手がいない、ミニマムにセグメントをした市場のことです。
ここでは専門市場戦略の事例について述べます。
例えばオイシックスです。
有機野菜をネットで販売するという戦略は、卸業者を中抜きして利益率を高め、しかも新鮮で早く届けられます。領域を絞ってサービスを特化させていますよね。
クラシルと言う動画レシピアプリ。クックパッドがこれまではレシピについては圧倒的なリーダー企業として君臨していました。クラシルは動画でレシピをわかりやすく伝えると言う市場をセグメントし、業績を伸ばしました。
アプリのユーザビリティーを高めることで、クックパッドの市場を奪いました。
北海道のセイコーマートは、コンビニで北海道セグメントで支持されています。地元の人に支持されている形です。
店内での惣菜の製造や、地元の食材を使った商品価格大サービスなど地域密着型で差別化をはかれています。
スノーピークの戦略は広告を打つと言うよりもリアルの顧客体験を重視して、店舗でイベントでいかに質の高い情報を提供してキャンプに対するイメージを高めてもらう日でパンを構築しています。
スノーピーク主催のキャンプイベントや、本社に招いてのイベントだったり、シンプルで品質の高いブランド性もある商品でファンを惹きつけています。
独自のブランドを確立し、日本製であること、そしてちょっと高いのですぐに手に出しづらい事を逆に逆手に取っています。
時計のknotに関してはカスタムオーダーという時計の面と帯を組み合わせて自分の好きなデザインの時計を作ることができる、それをインターネットで気軽にできると、言うところから普及し、今は店舗も展開しています。
日本製で高い品質、そして価格もリーズナブルで、シンプルなデザイン、この3拍子を揃えて時計の通販市場を開拓しています。しかも、ベルトの付け替えができるので、LTVを伸ばすことも期待ができます。
このように、市場をセグメント化し、ブランドを確立されることでファンを作り、一定の収益を上げています。
ブランドイメージを受け入れられファン化出来れば、リーダーが模倣してきても防御が可能です。ただ便利なだけではダメだということですね。
なおマーケティングスキルを10倍高めるため方法を別の記事でも書いてます。こちらもぜひ確認ください。→→ブログはビジネススキルとWEB マーケティング力を圧倒的に向上させる【今すぐ始めるべき】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ニッチな市場を開拓しどのように戦っていくか。継続してニッチ戦略で成功する企業は出てきます。そこから参考になる要素を自社に活用していきましょう。
