ユーザーの価値観を変えるマーケティングとは?

WEBマーケティング 転職
  • ユーザの意識を変えたい
  • マーケティングもうしていてつまらないと言われる
  • 相手を圧倒させるような提案をしたい
  • 面白いと思われるコンテンツ作りをしたい

このような方に向けて記事を書きます。

この記事を読めば、「それ普通だね」と言われないような提案やコンテンツ、記事の作り方のイメージができます。

なぜユーザーの価値観を変える必要があるのか?

どうしてユーザの価値観を変える必要があるのでしょうか?

プロダクトライフサイクルという言葉があります。ご存じですか?
サービスずにおいて、成長時は右肩上がりに発展しますが、永遠に続かず衰退していきますよね。

常に新しいものを変化を仕掛けていかないと、結果的には衰退していきます。

ですから、経営者もプロダクトを作る人も、マーケティングを担当する人も、ユーザの発想を変える革新を起こし、変換をしつづける必要があります。

ユーザーの価値観が変わった事例

では、どのような内容が、ユーザーの価値観が変わることに繋がるのでしょうか?
ボクが感じた体験を交えて、過去にあった事例を紹介します。

この事例が、今後のビジネスモデルやマーケティング展開を考える参考になれば幸いです。

iPhone

今や、誰もが使っているiPhone。

ガラケーで、メールや電話をするには充分と思っていた携帯電話が、「スマートフォン」になることで、一気に生活の幅が広がりました。

・インターネットができる
・動画の視聴ができる
・音楽鑑賞もできる
・カメラも撮れる
・動画も撮れて、編集できる
・決済

まさに、気づいていなかった「欲しいもの」として意識が変わった体験をすることができました。

連絡を取るにはガラケーで充分。そう思っていた携帯電話もが、スマートフォンの登場により、世界が一気に広がりました。

充分だと思っていたデバイスやツールでも、まとめて1つになることで、ユーザの価値観が変わる事例です。

LINE

コミュニケーションツールとして、インフラとなっているLINE。

ボク自身、友人や家族とコミュニケーションを取るのであれば、メールで充分と思っていました。しかしLINEにてメッセージすることで、以下ができるようになりました。

●過去の経緯も、スクロールで追える
●メール単位でなく相手単位で整理、煩雑にならない
●メールを送る際も、相手相手選ばなくていい
●グループで一個にやりとり

本当にコミュニケーションがスムーズになりました。

UIの話でいうと、メッセージの送受信までの導線が一気に短くなったことがあります。
画面操作をいかに減らすか。実は手間がかかっていた。
気づいていなかったニーズでした。

普段より行なっている作業が、ステップが多く手間かかっている。実はかなり省略できるということに気づかされた事例でした。

チャットワーク

チャットワークについても衝撃を受けました。
ビジネスでチャットが利用できるということに衝撃を受けました。

ネットワークになることで、やりとりも楽になります。

・メールでのやりとりが大幅に楽になる
・過去の経緯がスクロールで追えるし、REでさかのぼることが可能なので、早い
・お互いがコミュニケーションすることでビジネスが一気に速くなる

急ぎの時はいちいち電話をしてつながらなかったらすれ違い。
こう言ったこともなくなりました。

主語が不要になりましたよね。

クライアント単位も省略できます。目的別に単位でどの案件に対しても、形を置いてるのですごくそれがありがたいと感じています。

LINEに近いですが、メールで十分だと思っていたコミュニケーションが、分かり辛さや面倒さを排除し、シンプルにすることでユーザーの価値観を変えた事例です。ynn

Jins PC

これまで視力矯正の目的で使われていたメガネを、「目の疲れを防ぐブルーライトカットメガネ」という新しい価値観をユーザに提供しました。

もともとこのJinsPCができたきっかけは、社長が、PCのやりすぎで目が疲れてしまい、病院で医師に相談した際に、目の疲れがブルーカットが影響していると言う話を聞き、このブルーカットをメガネに応用できないかと考えたことだそうです。

疲れを防止するために逆に眼鏡をかけるという逆転の発想で、目が悪くなる人にも眼鏡をかけるような市場を開拓しました。

まさに逆転の発想です。

必要がないと思っていた人に、別の機能を付加することでターゲットを広げる事例です。

デロンギのコーヒーメーカー

これは個人的な体験談ですが、圧倒的に価値観が変わりました。

最初10,000円で、手動で1杯ずつ作るコーヒーメーカーを検討していました。
でも思い切って奮発して、50,000円のコーヒーメーカーを買ったんです。

コーヒー豆のみを入れて、全自動でコーヒーが出来る。20杯くらいはいけます。貯まったカスを10杯くらい飲んだ後捨てるだけ。

手間がなく、自動で美味しいコーヒーが飲める。しかも豆はその場でひいてくれる。

感動と言うのは、本当に体験しないとわからないものがあります。我が家の必需品となっています。価値観が変わりました。

不自由は感じておらず、イメージしてなかったけどあったら本当に生活が変わる。そんな事例です。

iRobot

持っていることが、スタイリッシュな掃除機。

毎日決まった時間に掃除機が動いて、自分で掃除をしなくても床がきれいな状態になる。

その存在自体が、魅力的。掃除機が魅力的になるという、発想の転換がありました。
ボクはiRobotは買っていないので、今は見込み客の状態です。

ハイボール

とりあえずビールと言う流れで、ビールを頼んでいた人が、ハイボールから飲み始める。

こんな世界を10年前はイメージできてたでしょうか?

ウィスキーは、高価なものとしてBarなどで飲まれていました。ウィスキーをもっと普及させるために、価格を安く提供し、かつ若者に支持されるためジョッキーで炭酸水で割るという考えを、サントリーのチームが考え出しました。

ウイスキーはロックでおじさんが2件目以降にBarで飲む。
それよりも、若者が1件目からビールの代わりに飲むほうが圧倒的に市場がある。

アルコール度数7%から8%でしかも価格を下げてジョッキで飲むと言う考え方をサントリー社内では嫌う考え方もあったそうです。

しかし若い社員が提案してきて、飲んでみるといけるじゃないか。ということでプロジェクトがスタートしたそうです。

最初は、サントリーの営業が、地道に居酒屋を回ったそうです。
でも「ハイボールは注文がなく、やめた」。そんなフィードバックを店舗からもらうことが多かったそうです。

理由としては、作り方が統一されていなかったためです。
濃すぎたり、薄すぎたり。

なので作り方のマニュアルを作り、おいしい作り方のセミナーをするなど、地道な活動を開始。集中的に300店舗程を選定し、店舗に伝えて、そこからハイボールが出るようになったので、CMにてプロモーションかけたそうです。

「ウイスキーがお好きでしょ」というメッセージのCMですね。今やハイボールは、誰もが飲むお酒に成長しました。

味がおいしい。本物。そうなると、消費者に支持されて、しっかり広がるものなんだなと思いました。

まとめ ユーザーの意識を変えるはビジネスを変える

いかがでしたでしょうか。

マーケティング事例として、ユーザの意識を変えると言う視点でサービスがどのようにリリースされされたかについてまとめました。

実際に事例から、どのように自分が考えているアイデアやビジネスに展開できるかと言うような視点で考えていくと良いのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました