- ホームページを作ってみたけど内容がしっくり来ない
- WEBページの内容を詰めていきたい
- 文章につながりがなく説得力がない
このような方に向けて記事を書きます。
この記事は、ホームページを作っていくにあたって、内容をどのように詰めていけば良いのかについて理解ができます。
なぜ内容がしっくりこないのか?
ホームページやランディングページ、WEBページを作るにあたり、共通して1つ言えることがあります。
それは、テンプレートや参考書通りに内容を詰めても、しっくりこない状況に陥ることがある、ということです。
これは普段からWEBページを作成している私も通る道ですし、周囲のWEBコンサルタントやディレクターを見ていてもよく陥ります。しかし、この「しっくりこない」は一度通るものと思って認識していれば、気が楽になります。
しっくりこないフェーズの後の進展があるとわかっていて、しっくりくるフェーズに持っていければ何の問題もないです。その「進展させる方法」についてこの記事では書きます。
どこが課題なのか?しっくりこない原因
課題としては、文章の内容につながりが弱い場合が多いです。
例えばボクがサイトを作る際に、自分でゼロから考えると、中身が詰まっておらず中身のない感じの内容で完成します。そこからどう内容を詰めていくかと言うと、競合他社や他のサイトからエッセンスをどんどん取り出して、文脈などを意識し、内容を濃くしていくフェーズを通ります。
とりあえず図を入れてイメージで伝えることも大切です。
オマージュするサイトを決めよう
TTPという言葉があります。TTPとは徹底的にパクると言う言葉です。
同じ文章をそのまま利用するパクリを行なってしまうと、コピーコンテンツになってしまうので、Googleからペナルティを受けてしまいます。なので「パクる」と言うのは、文章などをそのままパクると言うわけではありません。
パクるとは、参考となるページの内容や構成を参考にしていて、自分なりにアレンジすると言う意味です。自分でざっと項目に対して何を伝えたいかを考えた後に、徹底的にパクるフェーズを入れましょう。
自分の中で、「参考になる」、「いいな」と思うサイトをピックアップし、まとめましょう。ピックアップの仕方としては知っているサイトをまとめるのもいいですし、検索キーワードの検索結果からピックアップすると良いです。
参考にしたいサイトから、パクる要素を取り出してみよう
参考にしたいサイトは、まずそのサイトをみて、どのように何の要素について書いているのかを確認しましょう。
・どんな人をターゲットにしているのか
・最初のコピーはどういう表現で興味づけしているのか
・どんなユーザーの悩みについて書いているのか
・悩みに対する解決策へのストーリーはどう組み立てられているか
・実績についてはどう書いているのか
・最後のクロージングはどう展開しているのか
などが、確認ポイントです。
もう少しテクニック的なところで言うと、
・どのような写真や図を使っているのか
・言葉はどういうものを使っていいのか
・論理展開の言葉の流れはどうなっているのか
・具体的な例え話はどのようになっているのか
などを確認しましょう。
いくつか競合サイトをピックアップしたら自分流にアレンジ
競合の内容はある程度イメージできたら、その内容を自分流にアレンジしていきましょう。
・キャッチコピーやユーザーの悩みをどう記載すればいいか
・顧客の声は書き方としてどのようにすれば良いのか
・事業イメージはどのように変えていけばいいのか
・メンバー紹介は何を書けば良いのか。
改めて項目に対して何を書けばいいか、自分でも考えながら、並行していろんな人に相談しながら進めると良いです。
一度パワーポイントに構成をまとめよう
内容が固まってきたら、パワーポイントに落とし込んで、見出しやタイトル、テキストを入れ込んでイメージを明確にしましょう。
なぜPowerPointなどで形にする必要があるかというと、イメーを形にすることで、加速度的に内容が固まっていくからです。
実際に形にすると、つながりにイメージがつかなかったり、もっと良くならないかと言う視点が働き出します。
PowerPointでなくても、Adobeのワイヤーフレームを作るツールなどでも良いです。とにかく、一度イメージを明確にして、デザイン前の内容を固めましょう。
最近はあまり作りこむデザインと言うよりも、余白を充分に取った、シンプルなデザインが好まれます。なので、大きなサイズの写真を素材として使ったり、余白スペースを大きくしたりして余裕を出すなど、PowerPointの構成だけでも結構デザインに近いイメージができます。なので、一度内容をPowerPointに落としてみましょう。
まとめ TTP後は自分流にアレンジ
いかがでしたでしょうか。
ホームページの作る際は、まず参考にしたいサイトをまとめて、要素を取り出し自分流にアレンジしていきましょう。サイトの内容と、ページの構成が決まれば、あとはデザインとコーディングです。そこは外注するのか、CMS上で対応するのか考えていきましょう。