プレゼンテーションで、成功する質疑応答のコツと準備【WEBマーケター必見】

  • 質疑応答のコツについて知りたい
  • 質疑応答が苦手なので克服したい

このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、質疑応答の準備ができ、プレゼンやセミナー当日にあたふたしない対応をイメージすることができます。

結論としては、質疑に対して考え方をポジティブに変換して、事前準備をして、当日は相手に確認しながら落ち着いて対応しましょう、という感じです。

以下詳細です。

なぜ質疑応答が必要なのか?

そもそもなぜ質疑応答が必要なのでしょうか?

視聴者の立場に立った場合、そのプレゼン内容に対して、疑問が出てきます。それに対して回答をもらえると、プレゼン以外での深い内容を知ることができるので、参加者の満足度は高まります。

理解した、と納得感が出ると言うことですね。ですから、質疑応答を入れて対応することで、より良いセミナーになります。

質疑応答の心得

前提として、質疑応答に関しての認識を確認しましょう。

質疑応答に対して、答えられなかったらどうしよう・・・と不安に思っている状態にはなっていませんか?

その場合、そもそもその心得というか、考え方が間違っています。

2つあります。

  • 関心を持ってくれたと感謝する
  • ツッコミや粗探しと思わず理解浸透

関心を持ってくれたと感謝する

そもそも質問を受けたら、関心を持ってくれたと感謝しましょう。関心を持っていない人は、質問してくれません。

せっかく自分が準備したプレゼンに対して質問をしてくれると言う事は、より良い深く知りたい、理解を確認したいとポジティブに捉えてくれる方が多いです。

質問を通じて、もっと理解したい深めたい気持ちがあるので、プレゼンに興味を持ってくれているとポジティブに捉えるべきです。

ツッコミや粗探しと思わずに、理解浸透

上記と重複しますが、ツッコミを受けても、それはより良い理解を深めたいと言うことであり、嫌がらせではありません。ネガティブに捉えず、ポジティブに捉えましょう。

質問の3つのタイプ

質問のタイプとしては大きく分けて3つあります。それが確認検証反論です。それぞれについて説明します。

確認

自分の意見が合っているかの確認です。

これはこういう理解であってますか、といったような質問です。それに関しては、まず相手の確認なのでYESかNOかで答えましょう。

そして補足事項があったり、具体的な事例等あれば補足して答えるようにしましょう。また理由や他の選択肢を題材に出すと納得感が高まります。

検証

自分のケースはこういう結果だったんですが、ご意見いただけますか?

といったような自分の意見を検証するような質問もあります。そんな個別ケースに関しては、場合によるので、原理原則の話に戻して回答するのが、納得感は高いでしょう。

個別ケースの質問から抽象化して、原理原則をもって回答すると言うことですね。

例えば、プレゼンと同じようなサイト改善やったんだけどうまくいかなかったんだけど、言ったような質問があった場合に、どう答えるか。

WEBマーケティングでいうと流入によって状況が異なるので一概に今回のテスト結果がうまくいくとも限らない事は前提としてあります。

ただ出た結果から、KPIを分解して、仮説を立てて再度検証する考え方は原理原則の部分で言うと適用できるところかなと思います。

といった感じですね。個別ケースの場合は抽象化すると良さそうです。

反論

場合によっては、そのプレゼンの内容に対して自分がそうじゃなかったんだけどと言った懸念の確認もあります。

反論に関しては、相手の意図を確認しつつ、それが新しい場合も認めつつ、そして今回のケースの形で進めると良いでしょう。

もし良い答えがある場合は、今後回答する形で、持ち帰りも対応可能かと思います。

質疑応答のために準備をしておく

準備するに越したことはありません。質疑応答に関しても、想定質問をあげ、回答を準備しておきましょう。

どのような質問が来るかを想定して回答を準備しておくことで、精神的にも安定します。仮にドンピシャの質問がこななかったとしても、その事前に準備した内容をアレンジして回答可能です。

準備をすることで自信にもつながるのでぜひ試してみてください。

質疑応答

当日の質疑応答の方コツをお伝えします。

一度相手の質問の意図を確認して進める

まずは最初に相手の質問の意図を確認しましょう。

そうすると会話してディスカッションしてる感じが出ます。「こういうことをお考えの方と言う理解であってますでしょうか」という感じです。「続けてその場合は・・」という流れで進めましょう。

すぐに答えられない場合は、

良い質問で本質的なので、勉強させてくれ、後で答える、といいましょう。

自分から質問する

また、自分から質問をすることもありです。「こういうことですか?こういうことを確認されていますか?」こんな感じ?

自分自身の、相手に対する防御反応を和らげる効果があるので、自分から質問もしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

結論として、質問は興味を持ってもらっている事としてポジティブに捉えましょう。事前に回答を準備して、当日は相手に意図を確認しながら喜んで回答しましょう。

今回はWEBマーケティングに関わらずプレゼンにおける使える考え方・テクニックについてまとめました。WEBマーケティング系の人は特に、コミュニケーションが問われるので、プレゼンの際は事前準備にもぜひ力を入れましょう。

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