嫌われないWEBディレクターの4つの心得【信頼されるコツ】

WEBマーケティング 転職
  • 失敗しないWEBディレクターの心得を知りたい
  • WEB制作においてスケジュールが守れない
  • もっと効率的にWEB制作の仕事を進めたい
  • WEB制作ディレクターとして一人前になりたい

このような方に向けて記事を書きます。

この記事を読めば、WEBディレクターとしての心得や、効率的にやる方法について理解ができます。

結論としては、心得は4つです。事前連絡と相談、タスクの分解と余裕あるスケジュール、無駄なことをやらない、基本の技術をつけておく、です。これまで累計で1,000ページ以上WEBディレクションをしていますが、経験上、上記を心得ておけば、だいたい信頼されます。

WEB制作の心得1:事前連絡と相談が重要

WEBディレクターとして、WEB制作を進めにあたり、初めにやる事は何でしょうか?

デザインを制作するWEBデザイナーや、コーディングをコーダーに仕事を依頼して進める必要があります。

ですから、事前連絡が非常に重要です。
何か発生する、発生するかも、分かった時点で、依頼者に事前に連絡するようにしましょう。

少しでも早く連絡をしていれば、依頼する側は、心の準備ができますし、何かしら準備することができます。

頼む方も、次に依頼がしやすいです。依頼する前は依頼する事を事前に一言言っておくと、信頼性が全く違います。

実際、制作物がわかって早めに連絡するのって面倒ですよね。ボクもよく自分で依頼を貯めてしまってました。そして明日までにデザインお願いします、と言ったようなタイトな依頼をしてしまい、時間がないと怒られてきました。(=信用を失ってきました…)

でも慣れてしまうと事前連絡しないと不安になります。一言チャットでもメールでもいいので、タスクが発生した、発生しそうな時点で事前に連絡するようにしましょう。

タスクの分解と余裕あるスケジュール

制作物や、やることの一連の流れをイメージして、WEBでぃれくしょんにおけるタスクを分解してスケジュールを立てましょう。

例えばページの制作であれば、分解は以下のようになります。

・まず要件を確認する
・ページの構成を作る
・構成を確認する
・構成を修正する
・デザインを作る
・デザインを確認する
・デザインを修正する
・コーディングを作る
・コーディングを確認する
・コーディングを修正する
・本アップしてテストをする

それぞれ何営業日くらいかをデザイナーやコーダーに確認して、組み立てましょう。それぞれのフェーズを1日単位で設定すると、いつまでに何の作業をやればいいかが明確になるのでおすすめです。

そして心得として重要なものの1つに、クライアント確認と、クライアント確認後の修正のフェーズを、タスクに入れることです。クライアントにスケジュールを見せて返事が欲しい期日を伝えれば、大概は調整してくれます。

しかし、それでもクライアント都合などで遅れそうな場合があります。

その場合はデザインを最終修正までは対応しつつ、コーディングできるところを先に回すなど、パラレルで作業を進行することでスケジュールの短縮を実現できます。よりリードタイムを短くして全体のスケジュールを短くすることもできます。

ただこれをやると、WEBディレクターの調整作業が大きくなるので最終手段としましょう。前提として、前フェーズが終わるまでは次のフェーズを始めないのがやり方としては良いです。

WEBディレクションでは、無駄なことをやらない

WEB制作において、工数がかかる割に無駄なことがあります。

例えば、
・LPにおいて新しく作るよりも以前作成した事のあるページの複製で進める
・修正依頼が来たときに、PC・SP別々対応不要となるようにレスポンシブで対応可能なサイズでの画像調整をする
・画像の選定もトリミングしやすいような画像を選定する

などです。

上記は一例ですが、修正や制作に工数がかかるようあれば、品質は保った上でどうに作れば工数を削減できて楽になるかを、デザイナー側・コーディング側に確認しましょう。良い方法を模索するし一緒に考えることが大事です。

相談することで、依頼される側も満足度が上がり、自分の優先度を高めてくれることができます。指示ではなく、デザイナー・コーダーと一緒に作り上げるとスタンスで進めると、信頼関係を築くことができます。

要は配慮があると言う事ですね。

一緒に楽になる方法を考えるスタンスで進めましょう。

WEBデザイン・コーディングを経験しておく

WEBディレクションにおいて、WEBデザイン・コーディングをやるのであれば、自分もある程度作業できるようになたほうがいいです。細かい事まではできなくていいので、入門書1冊ぐらいは、自分の手を動かして作ってみたほうがいいです。

例えばデザインであればPhotoshopを学んで簡単な操作方法を理解しする。コーディングであれば一度自分でHTMLやCSSの本を読んで、簡単なサイトを1つ作るぐらいはやったほうがいいです。そうすれば、難易度やかかる時間を何となくイメージができるようになります。

ずっとやる必要はないので、いちど時間をとって学ぶだけでも、先の効率仕事の効率が全く違います。

また、WEBディレクションのために、デザイン・コーディングを勉強した、と伝えれば、技術側も「頑張ってるな」と高く評価をしてくれます。

意外と実際に手を動かして学ぶWEBディレクターは少ないです。自分のディレクターとしての差別要素にもつながります。

まとめ WEBディレクションの心得

いかがでしたでしょうか。

WEBディレクションの心得としては、事前連絡相談をすること、タスクを分解して余裕のあるスケジューリングをすること、無駄な事をやらないことです。

実践を積むことでわかる部分もありますが、相手を配慮しながらやりましょう。

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