面白いエピソードを書く際に、どのような切り口で書けばいいのでしょうか。
面白いブログの書き方としては、体験や経験に基づく具体的な話を入れていくといいですよね。その際にフォローを入れることで、文章の面白さ・楽しさに厚みが増します。
この記事は、
・ブログがつまらなくて悩んでいる
・ブログにもっと個性を出したい
・ブログをもっと面白く感じてもらえるようにしたい
・ブログにユニークさを取り入れていきたい
そんな方向けに記事を書きました。
ユニークなエピソードに対して、それをより楽しいものにしていくために、アレンジする切り口をお伝えします。
なぜブログで面白い書き方をしる必要があるのか?
前回、ブログで面白いエピソードを入れる方法論を、漫才の台本からまとめました。
具体的には、「フリオチフォロー」の流れで、ありあり、ありそうありそう、なしなしの流れで小さなエピソードを構成する、という話でした。
面白いブログの書き方についてはこちら
ここでいうオチとは、いわゆる漫才で言う「ボケ」に該当するものになります。
オチ自体のインパクトが大きくなくても、そのオチに対して、フォローを工夫することで、エピソードが面白くなります。
そのフォローに関して、バリエーションを増やすことで、具体的な面白いエピソードが、よりユニークに感じることに繋がります。
フォローについて
では早速、フォローについてまとめていきます。
フォローの種類は4つあります。
・通常の否定
・例えツッコミ
・ノリツッコミ
・透かしツッコミ
です。
文章の最後のフォローにこの切り口を意識して入れていくと、個性が出るのでぜひ活用してみて下さい。
通常の否定 :ブログの面白い書き方
そのまま否定やフォローをする、漫才で言うところのノーマルなツッコミパターンですね。
付き合ってる女性の父に、結婚の挨拶をする男性の例を上げるとこんな感じです。
例)
娘さんを下さい!(正座してて足がしびれてふらふらに)
父:おい、足がしびれてふらついてるよ!
ではブログのエピソードで考えてみます。
下記はボクの具体エピソードです。
例)
遠方のクライアントに打ち合わせに行くことに。コストを考えるとタクシーよりもレンタカーがいいのではとの社内会議。新人くんが前日の帰り際に。「じゃあ明日10時にレンタカー下に呼びますね。」いや、こないでしょ・・!タクシーで決まりました。
この「いや、こないでしょ…!」の部分がフォローでありツッコミですね。登場人物を入れて、会話口調でフォローを入れるのもよいです。
実際上記は、会社にいて新人が言っていてた会話から切り出したものです。
例)
会社の同期を好きになり、思い切って告白してみることにした。
「あやかさん、ボクと付き合って下さい!」(実際はちひろ)
「いや私名前違うから!」とちひろさんにツッコまれる。
もちろん、告白は成立せず。その後一週間体調崩しました。
上記においては、実際に間違ったりしたことはないのですが、会社の同期と付き合うというのは体験したのでそこから話を展開してみました。名前は違いますけどね。
こういう具体的エピソードの中にフォローを入れて、ブログの中で読者に休憩を入れてもらうというのが、面白い!と読み進めてもらえるブログのコツです。
例えツッコミ:ブログの面白い書き方
まるで〇〇のようだ、というようなフォローをすることで、文章に面白みが増します。
実際のエピソードの中で例えツッコミは存在しなかったかもしれませんが、自分で加工して作るのでもいいでしょう。その例えが面白い方が、より良い文章になります。
例)
商品開発においては、ネーミングに時間をかけることが多い。
なぜなら、ネーミングによりイメージが共有化されるから。
コンセプト設計とネーミングは同時に行う。
例えば小林製薬の例。
小林製薬の商品は、見てすぐ欲しくなるよう設計されている
「のどぬーる」
まるでドラえもんの道具のように小学生でもわかるネーミングです。
つまりネーミングは、すぐわかることが大事であり、重要です。
どうでしょうか。
“まるでドラえもんの道具のように小学生でもわかるネーミングです。”
ここが例えツッコミの位置づけで、フォローです。文章に厚みが出た感じがしませんか?
ノリツッコミ:ブログの面白い書き方
一度乗っかってツッコミするパターンもあります。
漫才の台本で例をあげると、こんな感じです。
ここではまず、結婚の挨拶の例から書いてみます。
例)
男性:娘さんを下さい、千円で。
父 :一生懸命育てきたのに…(財布を出そうとして)いやいや千円じゃ安いでしょ
(とノリツッコミする。)
この漫才の台本を、ブログに当てはめてみます。
例)
ブログをやっていると伝えて、「ブログって稼げるもんなんですか?」と半信半疑で聞いてくるやつがいる。
「ブログ単体でも、月10万くらいまでは、3年毎日記事を更新すれば目指せると思う。アフィリエイトのリンクと、googleアドセンスの広告費用でそれくらいは稼げる」
「じゃあそのブログが毎月10万円稼げるようになったら、ラーメン奢るんでサイト譲って下さい」
「そうね、じゃぁその時はめっちゃうまいラーメン食いに行こうね、ってそんな簡単に譲るわけ無いでしょ、3年毎日記事書いてんのに。」
こんな感じですね。
実際ラーメンおごったらサイト譲って下さいみたいなふざけたことを言う人がいないのでフォローのケースとしては現実的じゃないかもしれません。
でもこのように自分自身で文章を作る際に、例文で書いてみるのも、読者の興味を惹きつけるのに良いかもしれません。
透かしツッコミ:ブログの面白い書き方
はいはい、という感じではぐらかすフォローですね。
漫才の例を見てみましょう。
例)
「部長、三分経ってしまったんで、今日は失礼します。」
「うん、今度はウルトラマンじゃなてサラリーマンできてね」
こんな感じです。
華丸大吉の大吉さんや、オードリーの若林さんがよく使ってる手法ですね。流す感じでツッコミを入れるイメージです。若干、例えツッコミにもにていますが、流す感じというのがこのフォローの切り口の特徴です。
これをブログに活用してみます。
例)
毎日記事を書くことが大事。
1日1時間ブログを書くとする。3年書き続ければ1000時間。
1000時間費やせば、一人前になれるといいますよね。
1年で1人前になりたければ1日3時間であれば、1年でいける。
1日5時間であれば200日、半年半。
1日10時間であれば、100日、3ヶ月半。
1日24時間であれば、41日、1ヶ月半。
いやいや、最後は睡眠が5秒で終わるドラゴンボールの魔人ブウですか。
おとなしく1日3時間、1年を目指しましょう。
こんな感じですかね。
ドラゴンボールを知らない方には何言ってるの?という感じかもしれませんが、軽く透かしツッコミをいれて流す、というイメージであれば上記のような使い方かなと思います。
ぜひ、ご自身のブログにおいても活用してみて下さい。
まとめ:エピソードにツッコミを入れればユニークになる
いかがでしたでしょうか。
今回は、フリオチフォローのなかの、フォローに厚みをもたせることで文章の面白さを高めることをお伝えしました。
フォローには、通常の否定、例えツッコミ、ノリツッコミ、透かしツッコミがあります。それぞれの種類でフォローを当てはめることで、しっくり来るフォローがかけるようになります。
切り口の1つとしてぜひ取り組んでみて下さい。
私自身、今回の内容は会話にも、コンサルの打ち合わせにも使えるなと思ったので、意識的に活用して会話・ブログに厚みを出していきたいと思っています!
面白いブログをどう書こうか…悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。