KPI設計により、ブログの売上目標を分解して取り組むべき理由

WEBマーケティング 転職

今回はKPIってよくわからないよって人向けに、めちゃくちゃ重要なKPIの考え方とその立て方についてお伝えします。

KPIを分解して立てられるようになるのが、本記事のゴールです。

「KPI設定って何…?」

以前私そう思ってました。
でも、マーケティング施策を進めるにあたり、KPI設計が重要だ、とよく聞きませんか?

メチャクチャ重要です。

KPI設計について理解していると、成果をコントロール出来るようになります。

KPIとは?

KPIとは、重要業績評価指標(Key Performance Indicator)の略です。

KPIの上に、KGIがあります。
KGI(Key Goal Indicator)は、重要目標達成指標とも呼ばれます。ビジネスの最終目標を定量的に評価できる指標です。

良くわかんないすよね。

何がいいたいかと言いますとですね。


KGIは、ブログで言うとブログ経由の収益と言うことになります。副業をやった結果の売上げに該当します。

KPIは、KGIに対して、数字をどう積み上げれば達成できるかを考える際に使います。

つまりKPIは、KGIを分解した細かい項目になっているイメージです。

なぜKPIが必要か?

そもそもなぜKPIが必要なのでしょうか?

逆に、KPIがない場合を考えてみましょう。

例えば、自分の体験談をまとめた記事サイトを作って、化粧品をアフィリエイトで売りたいとします。

売上の目標は月1万円です。

あなたは、どう達成プランを立てますか?
ただ記事を書くだけでは、1万円は遠い感じしますよね。

でも、分解したとしたら?

例えば、単価は5,000円。すると2個売れたらいいですね。

2個化粧品を売るためには?

1個売れるのにページに来る人が1,000人必要だったら?2個売るためには、アクセス目標が、2,000になりますね。

1日100アクセスが集まるようになったら、20日あれば2000アクセス達成しますね。

つまり、KPIの1つがアクセスになります。そして1日100アクセス目指そうってなるわけです。

最初1万円は遠いと思ったとしても、1日100アクセスだったら出来そうな気がしませんか?
※実際100アクセスも、最初は難しいですけどね…

つまりKGIのみで業務を進めると、目標を高く感じてしまい、モチベーションが上がりません。結果、達成できません。

やる気が出るのは、頑張ればいけると思うくらいの目標なのです。

ですから、要素を分解して目標数値を決める。分解したKGIの手前のKPIを目標にして、対策を打っていく。ということです。

KPIの必要性は、分解して手前の指標を打っていくこと。定点的に現場を評価するためにPDCAを回すこと。

これがKPIを立てる必要性です。

KPIの進め方

繰り返しますが、KPIはKGIを分解します。

ウェブページの売り上げは、ページのアクセスと、申し込み率、単価に分解できます。ページのアクセスに分解すると、売上の手前を指標ことができる、評価がしやすくなります。数字が増えやすくなるので、検証がしやすいってことですね。

ただブログの場合、自然検索

流入がなかなか上がってこない可能性あります。その場合は、さらに分解します。

具体的には、クリックを、表示回数とクリック率に分けます。

ちなみに、直接分解できなくても、直帰率や滞在時間などをKPIとすることもあります。

ただあんまり細かすぎても、結局効果検証できないし管理ができなくなります。ある意味妥協して、ざっくりで考えることも必要です。

ブログへの落とし込み

具体的にブログに落とし込んでみます。

ブログの売り上げを分解すると、マネタイズのポイントはいくつかありますよね。


アドセンスだけじゃないです。
・アドセンス
・アフィリエイト
・アマゾン楽天
・有料ノート

この辺でしょうか。

売上があがり、ブロガーとしての認知度も高まれば、コンサルティングやサロンもマネタイズポイントにはあります。でもそれはちょっと先の話なので、上記にあげた項目を対象とします。

Googleアドセンスで月50,000円稼ぎたいと考えるとします。一般的にはアクセスに対してクリック率は1%と言われています。ですから、そうなると5,000,000 PVが必要になってきます。結構厳しいですね。

アフィリエイトに関しては、コンバージョン5%から8%と言う所です。ですから、5%がコンバージョン率なので、100クリックあれば5コンバージョン、単価を10,000円とすると50,000円になります。

クリックは、記事の内容入れてあげてにもよると思いますが、10%と計算すると、1ページあたりに5,000を狙う必要がある計算になってきます。

キーワードに対して大体の母数と目標流入数その際に、どれぐらいのページ数に対して、どれぐらいの流入数があれば、何件のコンバージョンがあるかを計算して、積上げていけば、ある程度売上から逆算してKPIの計算ができるような形になります。

例えばこんな感じです。
転職 評判 のキーワードで売上5万円を立てたい
単価は5,000円なので、10件の獲得を目指したい
コンバージョン率は5%なので、500クリックを目指したい。
500クリックさせるために、クリック率を10%とすると500
訪問を目指したい。

転職 評判で5000訪問を目指すためには、どうするべきか?
あんまり変数を多くして複雑にするとわけわからんくなるので、ある程度簡単に言うとこんな感じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。KPIの考え方についてまとめました。
いきなり売り上げをかける、目標が遠すぎてぴんとこないので、その手前の数字に分解して進めましょう、という話です。

定期的に見直して、検討することが重要です。
あとKPIは複雑にしすぎないことと、KPIが目的ならないことです。

最終ゴールとして、目的はKGIを達成することです。その手前はあくまで手前の数字だと言うことを認識して目線は下げすぎずにいきましょう。

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