- サイバーエージェントを検討している
- サイバーエージェントに転職したいと思っている
- サイバーエージェントの戦略を知りたいと思っている
このような方に向けて記事を書きます。
この記事を読めば、転職活動をしている人が、サイバーエージェントの決算資料の中身をイメージでき、中長期で考えたときに転職に良い会社なのかについてイメージができます。
結論として、サイバーエージェントは自己資本の比率が高く、業績が伸びています。インターネット広告事業に加えて、メディア事業に注力しており、収益を上げる事業と未来への投資とバランスの良い事業構造となっています。
まだまだ伸びる見込みのある会社なので、転職するとなると、労働環境や雰囲気について別途調査がいりますが、転職先として応募するのは良いでしょう。
決算書から見る数値の動き
売り上げとしては2015年が2200億、2029年が4500億と、毎年伸びている傾向にあります。
※簡略化のため、数字は四捨五入しています。
実質的な利益の数字を表す経常利益は、300億前後を推移しています。
売上が大きく伸びて入りますが、経常利益が300億でキープされています。配当金の利回りも5%をキープしながら、先行投資を大きく行っているからです。
スマートフォンでテレビが見れるコンセプトのAbemaTVが、先行投資の位置づけです。
負債と総資産の割合を示す自己資本比率は、2015年に50%だったものが、2019年には30%前後の数字となっています。これは先行投資によるものです。それでもやはりインターネット系で、メディアを持っている会社としては、かなり自己資本比率は高い部類と言えるでしょう。
目安としては、自己資本比率15から20 %前後で優良と言いますからね。従業員数も2015年の3400人から2019年には5100人まで伸びています。
1.5倍以上売り上げも従業員も解いている形なので、かなり勢いがある会社と言って良いでしょう。
会社全体としての戦略ピックアップ
会社としては、売上を上げ続けるインターネット広告代理事業として、ゲーム産業スマートフォン、ゲーム産業で高い利益を確保しています。
そしてAbemaTVとメディア事業の先行きがどうかというところです。ここに注目したいのが、売上自体も上がってきており、広告を出稿する顧客もついてきているようです。
これまでインターネットでは、認知施策に関して、基本的にはテレビで行われていたものが、スマートフォンに移行している傾向にもあります。
ここにきてスマートフォンに独自のテレビの番組を申し込んでいるところに、面白みがあります。個人的に感じるリスクとしては、NHKもスマートフォンでの配信を始めますし、民放も協力して後からドラマが見れるようなTVerというサービスで仕組みを整えてきています。
AbemaTVの今後の差別化として、コンテンツの面白みは、注目ポイントですね。
サイバーエージェントのアベマTVは、サブスクモデルである、月額課金契約をするユーザも増えています。固定の契約は、、安定収益につながる部分です。コンテンツが差別化ポイントとして重要だと考えられます。
会社の理念
会社の理念としてはははチャレンジと言うイメージです。
若い人でもどんどん社長になって子会社を作り、新規事業も多くチャレンジしています。マッチングサービスや広告などでテクノロジー系、クリエイティブのAIなど、様々なチャレンジをいろんな人がやっているイメージです。
転職、投資先としての魅力
こういったどんどんチャレンジして動きの速い会社は、安定志向だとついていくのが厳しいです。
ほんとにどんどんチャレンジして自分を試したいそして勢いのある人たちに囲まれて切磋琢磨できる覚悟あるのかっていうのが重要になってきます。
投資先としては、自分資本比率も高く、アメリカがどうなるかではあるんですが、経常利益も大きくしていますし、沖縄産業でないので、配当金を見ながら株価が上がったのを見ていくと良いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイバーエージェントはかなり業績が伸びており、人数も増え新しい領域にもチャレンジしています。ネットマーケティング業界を牽引する立ち位置なので、転職先としてはおすすめとは言えます。
ただ、社風や雰囲気が自分に合うかは別なので、しっかり調査して転職活動をしましょう。