- 効果の出る記事LPを作りたい
- 記事LPを作ってターゲットを広げたい
- アフィリエイトの受けページとして獲得効率を高めたい
- 商品に知名度がないので戦えない…
そんな事業主、マーケティング担当者に向けて、どのような内容を追加し、調整していけば効果が上がるか。記事LPの勝ちパターンを構成するコツについてまとめました。
なぜ記事LPが必要なのか?
そもそも、なぜ記事LPが必要なのでしょうか?
通常の商品を説明する、ランディングページ(LP)に集客するよりもニーズ喚起がされやすい、というメリットがあります。
記事LPは、情報をコンテンツ形式で先に伝えることで、より心理的ハードルを下げた状態で興味喚起することができ、自分ごと化されて、結果として商品への興味に繋がりやすくなります。
共感により、商品の説明に入る前の必要性を理解してもらうページ、という位置づけです。
ソーシャルメディアが普及したことや、ニュースサイトアプリが普及したことで、ユーザーはスマートフォンやPCで、インターネットの記事を読む習慣がつきました。
その記事の中に、通常の情報収集と同じようなニュース形式で、興味をそそる情報を提供できれば、販売したい商品に繋ぐことが可能になってきます。
効果を上げるためにはテストが必要
ランディングページの効果をあげるためには、テストを継続していく必要があります。
実際、どのコンテンツの効果によりユーザーの効果が高まるかは、最終的にはやってみないとわかりません。コンテンツは一度作ったら終わりではなく、作ったところが始まり、の認識を持っておいたほうがいいです。
まず記事LPを作ったら、そこからテストを継続して効果を高めていく。
その意識を持つようにしましょう。
Googleオプティマイズを使って、部分的にテストするか、リダイレクトテストをするなどで、同期間・同条件でテストをするのが望ましいです。
LPを構成する3つの要素
記事LP含め、LPを構成する要素には、下記の3つあります。
・ニーズ喚起
・解決策
・購入を後押しする
それぞれ色々と具体的なコンテンツがあります。
しかし話をシンプルにするためにこの3つについて役割を説明します。
ニーズ喚起
ニーズ喚起とは、理想や現実とのギャップを伝え、注意喚起をするコンテンツのことを言います。
潜在的にこうなりたいと言うような要望を見える化し、「自分でもできるかもしれない」という、理想から自分の必要なものだと言うところまで落とし込むフェーズです。
例えば、
下記富士フイルムのメタバリアスリムの記事LPです。
ニーズ喚起部分はこの様になっていますが、
どこにポイントがあると思いますか?
例)メタバリアスリムの記事LP
私なりに、この記事LPの良いところの見解を述べます。
この記事LPは、ニーズ喚起において「一挙両得」を狙っている所に特徴があります。
糖質制限で痩せたいと思っている人に、
糖質制限やりすぎると体に良くないよ(腸内環境悪くなるよ)、
と注意喚起をして
はっとさせて
「糖の吸収を抑えて」しかも「腸内環境良くなる」
どっちも手に入れる方法があるよ、
という「一挙両得」のニーズを喚起しています。
仮説ですが、ターゲットは30代〜50代の女性であり、
「腸内環境を良い状態にするのは健康にも便秘にもダイエットにもいいこと」は、浸透してきているので、ニーズを喚起する訴求ポイントとしては適しているとも言えます。
このように、
冒頭ではっとさせる、ドキッとさせて、危機感を煽る(注意喚起)して、
問題提起をして、ニーズとして見える化をする。
これが記事LPで効果を出すコツです。
解決策とは
喚起したニーズを満たす、商品の機能や、商品の説明をします。
いきなり商品のスペック品質を伝えるよりも、ニーズを満たす機能を伝え、ニーズに対して解決策になる、直結するものであることを伝えると良いです。
メタバリアスリムの例だと下記になります。
ニーズ
「糖の摂取をおさえる」「腸内環境を良くする」の一挙両得
解決策(ニーズを満たす)
「サラシノール」という成分が、一挙両得出来る
↓
「サラシノール」はスゴイ(ビフィズス菌が5倍等)
↓
「サラシノール」をサプリで取れるメタバリアスリム
こういう形で、商品に繋げていきます。
つまり、繰り返しますが
危機感を煽りつつ一挙両得のニーズを喚起し
ニーズを満たす成分を紹介して商品に繋げる
という流れですね。
この構成は、サプリや化粧品のTVCMでもよく使われています。
ですから、
商品に落とし込む時に、いきなり商品ではなくその「機能面」に注目してアプローチすると効果が出やすい傾向にあります。
クロージング(申込の後押し)
クロージングは、商品のスペックを提示して、アクションを促す動線を設置することです。
ここで、コンバージョンを高めるためには、申込みの後押しが大事です。今申込む理由をつけると、よりコンバージョンが高まります。
このページ限定で、通販であれば無料の何かしらおまけがついてくる、送料無料、金額が安い、化粧品ならもう一つついてくるなど。
転職といったリード系であれば、後回しにしているとどんどん人生の展開が後ろ倒しになってしまう、などの文言で背中を押す、といったことです。
そのタイミングで買うべき購入の後押しの理由をつけると、効果が上がりやすいです。
効果を上げる確度を高めるために
記事LPの効果を上げるには、ニーズ喚起に強い訴求があると、機能や商品に流れやすくなります。
機能や商品、サービスの凄さを伝えるのも重要ですが、必要性や驚き、感情を動かす様なニーズ喚起を行うことで、ユーザーは読み進める形になり、結果効果が上がるケースが多いです。
ぜひニーズ喚起部分にまずは注力して、記事LPの勝ちパターンを構築していきましょう。
まとめ 勝ちパターンの作り方
記事LPに関しては、上段のニーズ喚起、中段の解決策、最後のクロージング(アクションの後押し)の3つの構成でできていることをお伝えしました。
特に、ニーズ喚起部分で強いインパクトをユーザに与えられたら効果が出やすいです。もちろん、解決策・クロージングの流れがしっかりしていることも重要ですが。
そして、記事LPは作って終わりではなく、作ってからが始まりです。
効果の出る記事LPを作っていくに当たり、本記事が参考になれば幸いです。
記事LPの相談については、プロフィール欄のtwitterよりお気軽にご連絡下さいませ。