- システム構成図について知りたい。
- システム構成図の必要について知りたい。
- システム構成図で入れるポイントについて知りたい。
このような方に向けて記事を書きます。この記事を読めば、システム構成図の必要性とイメージについて理解ができます。
結論としてシステム構成図は、何かしら必要です。メンバー全員が全体を把握でき、各組織がどこを対応しているのか分かった上で業務に取り組むことができるからです。問題が起きた場合に特定できるといったメリットがあります。
なぜシステム構成図が必要なのか?
そもそもなぜシステム構成図が必要なのでしょうか？
大きな通販システムや業務システムのになると、色々な人が色々な形で関わって、そして様々なシステムと連携するようになります。
そうすると何が何だか分からなくなり、全体像を把握できる人が少なくなります。ですから全体の業務フローや関わる人、システムの連携の仕組みを1枚構成図にすることで、何が構成されてシステムが動いているのかを明確にします。
それがあることで、多少関わる人たちが、全体の中で自分がどこの担当しているのか、そして何か問題があったときに、どこが問題として可能性があるのかを特定できたりします。
ですから全体図は必要であり、システム開発を行う際には、基本的にはシステム構成図を作ることが通常です。
システム構成図の必要な要素
システム構成図のフォーマットは特に決まっていませんが、なんとなく必要な要素は決まっています。必要な最低限の要素はイメージができます。
・外部システムは何を使っていいのか
・連携のAPIは何か
・そのシステムを連携した後誰が何をやるのか
・使っているシステム、管理画面
・バッチ処理や、基幹ECとの連携
・基幹システムの使用ベンダーやプログラム構成
実際EC通販においては、紙や電話、店舗など、売り上げのチャネルは複数あります。すべてwebだけで完結するものでもありません。
ですからECサイトは、基幹から更新のあったマスター情報を連携して、ECに当て込むようなバッチ処理が必要です。その辺の仕組みを明確にする必要があります。
また、倉庫のシステムや、帳票を扱う際の外部システムはなにか、メールを送る際の配信システムや、ECのパッケージ、利用ツール、申し込みのチャネルなど、全体を通してどのような構成で、サイト流入およびシステムそして配送までが成り立っているのかを明確にする必要があります。
システム構成図を見る視点としてはこのように、
・販売チャネルはどのようなものか
・基幹側にはどうデータが溜まっているか
・ECとの連携は何を連携すべきなのか
・どういう仕組みでデータ連携されるのか
・スペックはどのような形なのか
・OSやシステムの構成ECのパッケージは何を使っていいのか
・発注を受けた後、どう配達されるのか
・どこの工場で梱包されるのか
・どう運送会社と連携するのか
・コールセンターはどこか、問い合わせがあったら顧客のデータを連携するのか
・何のシステムを使っているのか
・店舗の在庫はどう連携しているのか
・アプリを使っている場合は何のアプリを使っているのか、情報の共有をどのようにするのか
などがチェックするポイントになってきます。
様々なチャネルでWEBも含めて、全体としてデータの連携や管理が必要になります。
ECサイトやインターネットだけではなく、すべてが連携するので、ネットに関わる人であれば、必ず理解しておくみたほうがいいもの、それがシステム構成図です。
なおビジネススキルやWEB マーケティング力を10倍高めるため方法を別の記事でも書いてます。こちらもぜひ確認ください。→→ブログはビジネススキルとWEB マーケティング力を圧倒的に向上させる【今すぐ始めるべき】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
何をやるにしても全体の構成を知ると良いです。業務フローのイメージできて、全体の中で自分がどこを担当しているのかがイメージできます。
システム構成図をするようにしましょう。
